芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2017年1月

【山岳関連ニュース】

エコパークってこんなとこだよ

自然ガイドが手作り教材 南ア市

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 自然ガイドとして、南アルプス市内を中心に活動する大久保ゆうさん(33)=韮崎市竜岡町若尾新田=は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録された南アルプスについて学ぶカード型教材を作った。小学生向けの野外活動イベントや学校の課外授業で使い、エコパークの理念を周知している。

 1枚が縦約25センチ、横約40センチ。計9枚にわたって、エコパークの理念やユネスコの組織などについて説明。手書きのカラフルなイラストを取り入れ、子どもたちに興味を持ってもらえるよう工夫している。

 大久保さんは、南アルプス市飯野の出身。市内で子どもを対象にした自然ガイドとして活動する中で「分かりづらい理念を整理して伝え、子どもたちが地元について考えるきっかけにしたい」と、作成を思い立った。これまでに、講師として参加した子ども向け自然体験イベントや落合小での郷土学習などで活用した。

 大久保さんは「子どもたちが地元の自然の豊かさを誇りとし、次世代に伝えるため主体的に考える手助けになればいい」と話している。

 【写真】南アルプスユネスコエコパークについての教材=南アルプス市小笠原

【山梨日日新聞 1月31日掲載】

【山岳館便り】

“雪山女子”はじめますの会

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 南アルプスガイドクラブでは、2月26日(日)に女性限定企画「雪山女子”はじめますの会」の参加者を募集しています。雪山でスノーシューを使った歩き方、楽しみ方などを学びながら夜叉神峠へ登ります。初心者の方でも大丈夫!!晴れていれば峠から白峰三山の絶景が見えます。

スノーシューで遊んだあとはお楽しみチョコフォンデュでお・も・て・な・し ♪

ぜひ、この機会にあなたも雪山女子はじめてみませんか。
お申し込みをお待ちしています。

お問い合せ・お申し込み
南アルプスガイドクラブ
TEL :080-6653-5418
Mail:magc3193@gmail.com
HP :http://magc.jp

【南アルプス山岳館】

【山梨県内のニュース】

信玄公祭り パレード出演団体募集

 信玄公祭り実行委員会は、4月の第46回信玄公祭りのメインイベント・甲州軍団出陣(8日)に先立って行うパレードの出演団体を募集している。3年目の企画で、伝統芸能の披露などで祭りを盛り上げてもらう。
 
 募集するのは10~12団体程度で、1団体10~30人を目安とする。8日午後3時40分~4時40分に平和通りでパフォーマンスを披露し、和太鼓やみこしといった地域の伝統芸能、武者姿の仮装などで明るく演出してもらう。実行委が審査して出演団体を決める。
 
 希望する団体は、やまなし観光推進機構ホームページから応募用紙をダウンロードして必要事項を記入し、アドブレーン社(甲府市北口2丁目)に郵送かファクス=055(254)8000=などで申し込む。締め切りは2月17日。
 
 関連して、パレードの前(午後1~3時)に行う音楽ダンスイベントの出演団体も募集中。県防災新館南側の道路で、楽器演奏やダンスパフォーマンスなどを披露してもらう。5団体程度が出演できる。審査方法や申し込み方法、締め切り日はパレードと同じ。
 
 問い合わせはアドブレーン社企画制作局事業部、電話055(231)3311。

【山梨日日新聞 1月30日掲載】

【季節の便り】

西湖樹氷まつり 光に浮かぶ氷の芸術

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 巨大な氷のオブジェで知られる「西湖樹氷まつり」(西湖観光協会主催)が28日、富士河口湖町の西湖野鳥の森公園で始まった。
 
 富士山をかたどった高さ約8メートルの作品をはじめ、クニマスや竜宮城、2020年の東京五輪・パラリンピック開催を記念した東京都庁など13体が並んでいる。日没後はライトアップしている。
 
 先月下旬から丸太などで骨格を組み、毎日スプリンクラーで水を掛けて凍らせた。東京都多摩市の小学2年塚本万貴さんは「氷がきらきらしていてきれい」と話していた。
 
 来月5日まで。開場時間は午前10時~午後9時。期間中は会場でヒメマスの塩焼き、ひつまぶしをアレンジしたニジマス料理「富士まぶし」など、地域の名物を販売している。
 
(写真)ライトアップされている氷のオブジェ。手前がクニマス、左が富士山をかたどっている=富士河口湖・西湖野鳥の森公園

【山梨日日新聞 1月29日掲載】

【山梨県内のニュース】

八田地区の民生委員が災害時マップ作製

■避難困難者を明示

 南アルプス市八田地区の民生委員は、災害で避難する際に手助けが必要な住民のいる家を記した地図「ささえあいマップ」を作った。日頃の見守り活動などでリストアップした住民の住所を地図に反映させた。地図は防災訓練などで活用し、各自治会と連携して素早い安否確認ができるようにする。

 地図は、六科、野牛島、上高砂、下高砂、徳永、榎原の全6地域別に作製。地図には「避難困難者」として、計約150人分の住所を記した。通院や買い物、ごみ出しなど、困難者を日頃支援している近隣に住む住民の情報を載せた付録も作った。

 市福祉総合相談課によると、市は2006年から、災害時に役立てるため、高齢者のみで暮らす世帯や障害者、要介護認定者などの情報収集を始めた。昨年11月2日時点で1077人のデータを登録し、各地域の民生委員に資料を配布している。

 八田地区では、「2世帯住宅だが、日中は高齢者だけで過ごしている世帯」など、市から配られた資料に独自の情報を追加して地図を作製。見守り活動にも役立てる。

 八田地区民生児童委員会長の戸沢英子さん(66)は「住民が助け合い、災害時に1人でも多くの命が救えるように訓練をしていきたい」と話している。

【山梨日日新聞 1月27日掲載】

【山岳関連ニュース】

「谷口さんの遺志」 冒険基金設立

北杜の登山家、15年遭難死
野口健さんら「挑戦精神伝える」

 2015年12月に北海道の大雪山系黒岳で亡くなった北杜市の登山家、谷口けいさん=当時(43)=が残した貯金を元に「谷口けい冒険基金」が設立された。発起人は登山家の野口健さん(43)ら8人。登山やアドベンチャーレースなどで国際的に活躍し、後進の育成にも尽力した谷口さんの遺志を継ぎ、基金を通じ若手登山家や冒険家の遠征費用を支援する。

 谷口さんは和歌山県出身で、14年に北杜市に移住。07年に世界最高峰のエベレストに登頂、09年にフランス登山界の権威ある「ピオレ・ドール(黄金のピッケル)」賞を女性で初めて受賞した。15年春にはトレッキングツアー中にネパール大地震に遭遇、帰国後は被災地支援に取り組んだ。同年12月、大雪山系黒岳に登頂後、滑落死した。

 谷口さんの父親が、遺品の整理中に約700万円の貯金を見つけ、野口さんに活用法を相談。野口さんが基金の設立を提案し、北杜市在住の登山家、花谷泰広さん(40)らも発起人に加わった。

 基金は昨年12月に設立され、野口さんが理事長を務めるNPO法人ピーク・エイドが運営。年2回、登山家や冒険家を募集し、1回につき1件、30万円を限度に活動を支援する。国籍や年齢、職業、実績は問わないが、若者を優先的に支援するという。支援を受けた人は講演会や写真の展示などで活動報告をすることが条件。

 野口さんは「基金を通じ、谷口さんのチャレンジ精神を伝え続けたい。若者が登山や冒険をするきっかけになればうれしい」と語る。花谷さんは「谷口さんは、活動を通じ自分の気持ちを積極的に発信する人だった。基金を利用する人には、貴重な経験を言葉にしてぜひ多くの人に伝えてほしい」と話した。

 1回目の募集は2月28日まで受け付け、書類審査と面接で支援対象を決める。寄付も募っている。問い合わせは同法人、電話03(5341)4405。

【山梨日日新聞 1月19日掲載】

【山岳関連ニュース】

相次ぐ事故や遭難、防止対策を強化へ

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 県警は18日、甲府・県警本部で、県下署長会議を開き、近藤知尚本部長は今年に入って交通死亡事故や山岳遭難が相次ぐ状況について、「非常に厳しい情勢にある」との見解を示し、取り締まりや注意喚起の強化を指示した=写真。

 近藤本部長は県警本部各部の部長や12警察署長ら63人を前に、「県民の期待と信頼に応える力強い警察の確立」「総合的な犯罪抑止対策のさらなる推進」など七つの重点目標を示した。

 また電話詐欺や凶悪事件、暴力団などの組織犯罪、交通死亡事故などの課題や対策を挙げ、取り組み強化を求めた。

【山梨日日新聞 1月19日掲載】

【山岳関連ニュース】

野鳥の生態知り豊かな自然実感

■南アルプス・落合小児童が郷土学習

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 南アルプス・落合小は、5年の児童が市内の山林などにすむ野鳥について調べる郷土学習をした。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」の理念を知ってもらおうと、昨年9月から計14回、「総合的な学習の時間」を使って初めて実施した。

 市エコパーク推進室の広瀬和弘さんらが講師となり、県の絶滅危惧種ライチョウについて解説したり、校外学習に出掛けて見つけた動植物を説明したりした。学習のまとめとして、野鳥について図鑑で調べ、生息地や大きさ、鳴き声、餌などについて模造紙にまとめた。

 12日には、同校の5年生全24人が、調べた内容を発表。クマタカが翼を広げると大きいもので約160センチになることや、メジロが餌として蜜を吸ったり、虫を食べたりするため、くちばしが細くなっていることなどを説明した。柊花さんは「自然が豊かなのは南アルプスの魅力だと感じた」と学習の感想を話した。

 【写真】研究した内容を発表する児童=南アルプス・落合小

【山梨日日新聞 1月19日掲載】

【山岳関連ニュース】

合同で観光振興 安全登山も啓発

甲信越静4知事が「サミット」

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 静岡、長野、新潟、山梨の4県知事による第3回「中央日本4県サミット」が16日、甲府・常磐ホテルで開かれた。4県が山岳などの自然環境の保全、観光振興に向けた国内外への情報発信、冬山登山の安全対策に取り組むとともに、中部横断自動車道やリニア中央新幹線など4県を結ぶ交通基盤の早期整備を関係機関に働き掛ける方針を確認した。

 静岡県の川勝平太、長野県の阿部守一、新潟県の米山隆一、山梨県の後藤斎の4知事が出席。後藤知事は海外での山岳観光・物産情報などの発信、首都圏での安全登山のキャンペーン、山岳救助隊などの情報交換会などを4県合同で行うことを提案した。

 川勝知事は、中部横断自動車道などの交通基盤の整備を受けた「フォッサマグナ山岳県連合」としての情報発信を要請。阿部知事は、上級登山者向けに富士山から赤石岳まで国内標高上位の7山、初級者や外国人向けに難易度が高くない100山を共同で情報発信することを提案した。米山知事は、水の保全活動や利活用の促進による地域活性化を提示した。

 4県が共同で登山道の難易度をまとめた「山のグレーディング」について、火山活動状況を踏まえた情報の随時見直しを進めるとともに、4県の鉄道在来線を活用した周遊ルートを旅行会社に提案することなどを確認した。

 終了後の記者会見で、後藤知事は「来年度に向けて具体化するまとまった合意ができたことをうれしく思う」、米山知事は「山岳観光や移住促進に向けた合意が得られたのは大きい」と成果を強調。阿部知事は「水やアウトドアなど山から派生する資源をテーマに、連携の可能性が広がった」、川勝知事は「山梨県の水を育てる『育水』の考えに基づき、水や食など4県の連携を突き詰めていきたい」と述べた。

 【写真】中央日本4県サミットの終了後に記者会見する4県知事=甲府・常磐ホテル

【山梨日日新聞 1月17日掲載】

【山岳関連ニュース】

山岳遭難 149件で最多

昨年県内 南ア山系が58件

 山梨県警が12日発表した昨年の山岳遭難発生状況によると、発生件数は149件、遭難者数は160人で、いずれも統計を取り始めた1965年以降で最多となった。死者数は25人で平成に入り最多だった2015年と同数。

 県警地域課によると、発生件数は13年の113件、遭難者数は1975年の135人を上回った。遭難者のうち、県外在住者は148人で92.5%を占めた。居住地の都道府県別では東京が55人で最多、次いで神奈川が29人、山梨が12人だった。外国人はフランスや韓国籍などで9人。

 山系別に見ると、遭難件数が最も多かったのが南アルプス山系で58件(前年比10件増)、次いで秩父山系が36件(同17件増)、富士山、大菩薩・道志山系がともに18件だった。富士山は前年より10件多く、2倍以上に増えた。年代別では60代が37人で最も多く、全体の23.1%を占めた。

 細入浩幸生活安全部長は同日の記者会見で「登山ブームで登山者が増加している傾向はあるが、遭難が過去最多となった要因は分からない。地道な啓発活動を続けていくしか対策はない」と説明。一方、今年に入り既に8件の遭難が発生しており、細入部長は「登山計画書を提出するなど安全な登山を心掛けてほしい」と強調した。

【山梨日日新聞 1月13日掲載】