芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2016年12月

【山岳関連ニュース】

故谷口さんの登山 写真でたどる

甲府・エルク 知人から400点集める 映像、手紙も公開

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 昨年12月に北海道の大雪山系黒岳で亡くなった北杜市の登山家谷口けいさん(当時43)をしのぶ展示会が、甲府市徳行4丁目のアウトドアショップ「エルク」(柳沢仁社長)で開かれている。交流のあった人たちが持ち寄った約400点の写真や、登山中に撮影された映像を見ることができる。

 展示会は「笑顔がすてきで魅力的な登山家が山梨にいたことを忘れないでほしい」(柳沢社長)と企画。谷口さんと生前に交流のあった登山仲間らに今夏から呼び掛けて写真や映像を募った。

 柳沢社長のほか、アルピニスト・野口健さんや山岳ガイドの花谷泰広さん(北杜市)ら9人が写真などを提供。約10年前、ネパールのトレッキングコース「エベレスト街道」を歩くエルクのツアーで谷口さんがリーダーを務めた時の様子や学生時代の写真が並ぶ。

 山を通じた仲間らが谷口さんへの思いをつづった手紙や、インドのカメットを登る様子を撮影した映像もある。

 谷口さんは、ヒマラヤ山脈のマナスルやエベレストに登頂した。2009年には「登山界のアカデミー賞」と呼ばれるフランス登山界の権威あるピオレドール賞を女性として初めて受賞。北杜市には14年に移住した。

 企画展は31日までで、期間中は無休。午前10時半~午後8時(日曜・祝日は午後7時)。問い合わせはエルク、電話055(222)1991。

 【写真】谷口けいさんの写真や映像が見られる展示会=甲府市徳行4丁目

【山梨日日新聞 12月23日掲載】

【山岳関連ニュース】

南アの野鳥 卓上暦に

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 南アルプス市芦安安通の自営業清水准一さん(66)は、南アルプス山系で撮影した野鳥の写真で卓上カレンダーを作った。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録された南アルプスの魅力を発信しようと企画。数量限定で希望者にプレゼントする。

 サンショウウオをくわえたカワガラス(6月)、木のうろで卵を温めるヤマドリ(4月)、頭頂部の黄色い羽毛を見せるように下を向くキクイタダキ(12月)など、表紙を含め13羽を紹介している。

 青い羽毛が鮮やかなルリビタキ(1月)は、人間が縄張りに入ると様子をうかがいに来る習性があるといい、「鳥から会いに来てくれているよう」と話す。カレンダーは縦約7センチ、横約20センチ。パソコンを使ってデザイン、印刷した。

 野鳥は夜叉神峠や広河原、北岳などで撮影。「鳥を刺激しないように遠くから撮影するのが鉄則」(清水さん)といい、重さが約4キロある600ミリの超望遠レンズを使った。

 清水さんは、40年近く県山岳遭難対策協議会の山岳指導員として遭難者の救助に当たり、山岳ガイドもしている。野鳥の撮影は「ガイドとして南アルプスについての知識を深めたい」と、約10年前に始めた。

 清水さんは「野鳥が多く生息するエコパークの豊かな自然を多くの人に知ってもらいたい」と話している。問い合わせは清水さん、メールkaigane@nus.ne.jp

 【写真】南アルプスにすむ野鳥の写真を使ったカレンダー

【山梨日日新聞 12月22日掲載】

【山岳関連ニュース】

編笠山に環境トイレ増設 北杜

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 北杜市は、八ケ岳・編笠山の山頂直下にある青年小屋(標高2400メートル)に、し尿を微生物が分解する水洗式の環境配慮型トイレを増設した。登山者の増加を受けた対応で、環境保全対策の強化が目的。総工費は約4800万円(一部県補助)で、来シーズンから本格的に供用する予定になっている。

 市商工・観光課によると、青年小屋の西側に建物を造り、トイレは個室四つ、小便器二つを設けた。小屋からも連絡通路でつなぎ、屋内外の両方から利用できるようにした。

 導入したトイレは、し尿を微生物が分解し、浄化処理した水を再び洗浄水として使える設備を備えている。既存の環境配慮型トイレは個室一つだったため、処理能力が大幅に上がる。小屋内のトイレは地下浸透式のため、徐々に使用を控えていくという。

 青年小屋の利用者数(宿泊とテント泊の合計)は2011年度の2752人から、15年度は3813人と千人以上増えた。これまで大型連休などのトップシーズンは、トイレ待ちの登山者による行列ができることもあった。

 青年小屋管理人の竹内敬一さん(62)は「混雑の解消が期待できる上、きれいなので登山者に喜んでもらえると思う」と話す。同課の担当者も「トイレ事情の改善によって、もっと多くの人に登山を楽しんでもらいたい」と話している。

 【写真】山小屋の隣に整備されたトイレ=編笠山山頂付近

【山梨日日新聞 12月22日掲載】

【山岳関連ニュース】

南アルプス山系は950人 県警予想

 県警は20日までに、年末年始(31日~来年1月3日)の人出予想をまとめた。県内の主要神社・寺を訪れる初詣客は延べ約37万3千人と予想している。

 県警地域課によると、初詣客の予想は甲府・武田神社が10万3千人で最も多く、次いで北杜・身曾岐神社が10万人、身延・身延山久遠寺が4万5千人、甲府・金桜神社と富士吉田・北口本宮冨士浅間神社が各4万人、笛吹・甲斐一宮浅間神社が3万5千人など。今年の初詣客は延べ39万3500人だった。

 レジャー施設では、年越しのカウントダウンライブイベントが開催される富士急ハイランドに、3万人が訪れると見込んでいる。

 県警は約250人態勢で雑踏警備や交通整理に当たる方針。同課の白倉正樹次席は「混乱を避けるため、参拝客らはマナーを守り、警察官や警備員の指示に従ってほしい」と呼び掛けている。

 一方、県内の主要山系の予想登山者数(29日~来年1月3日)は、大菩薩山系が1550人、御坂山系が1100人、南アルプス山系が950人、秩父山系が750人、八ケ岳が200人、富士山が80人と予想している。

【山梨日日新聞 12月21日掲載】

【山梨県内のニュース】

ノロ感染に配慮、餅の提供見合わせ 武田神社

 甲府・武田神社は20日、27日に同神社で予定している餅つきで、ついた餅の参拝者への提供を見合わせると発表した。県内各地でノロウイルスによる感染性胃腸炎が相次いでおり、衛生面に配慮した。

 同神社によると、餅つきは約15年前から続く年末の恒例行事。正月に拝殿に供える鏡餅をつくるために実施している。神職らがきねでついた餅の一部は、きな粉餅などにして参拝者に振る舞っている。

 今シーズンはノロウイルスの集団感染が相次いでいることから「餅が人の手に触れることで、食中毒が発生する可能性を排除できない」(同神社)として変更を決めた。また、餅つきは手袋を着用するという。

 同神社の担当者は「長年続いてきた行事の内容を変更するのは非常に残念。参拝者が病気にかからず、すがすがしく新年を迎えてもらうための対応で、理解してほしい」と話した。

【山梨日日新聞 12月21日掲載】

【山岳関連ニュース】

冬の富士登山 自粛呼びかけ

県など吉田口でチラシ配布

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 滑落事故などが多発している富士山の吉田口登山道で17日、富士吉田署や県、富士北麓の市町村などが登山者らにチラシを配り、冬山登山への注意を呼び掛けた。地元市町村が求める冬山登山の法的規制について県は「困難」と判断し、代わりに危険性の周知による「ネガティブキャンペーン」を展開することで、自粛を促した。

 啓発活動は、同署地域課、県世界遺産富士山課、富士吉田市富士山課などから計14人が参加。午前6時から8時まで富士山1合目手前の馬返しで啓発チラシを配布。「心配している家族のためにも危険な登山は自粛してほしい」などと口頭で呼び掛けた。

 登山者は活動終了まで途切れることなく訪れ、2時間で90人が馬返しを通過し、このうち20人は山頂を目指すと申告した。埼玉、神奈川県などの30~60代の男女でつくる6人パーティーは、1泊2日の日程で山頂を目指して午前7時ごろに馬返しを出発。リーダーの男性(50)は取材に「危険は承知しているが、悪天候などの要因がなければ山頂まで登る」と話した。

 富士山登山道は県道で、安全管理者の山梨、静岡両県が道路法に基づき冬季の通行を禁止。万全な準備をしない夏山期間(7月~9月上旬)以外の登山、スキーなどによる滑走を禁止するガイドラインを両県などが策定した。しかし強制力や罰則はなく、実際は冬季の登山や遭難事故が後を絶たない。同署によると、山梨県側の富士山では10月以降、3件の遭難事故が発生。1人が負傷し、大学生ら3人が死亡している。

 【写真】啓発チラシを配り、登山者に注意を呼び掛ける富士吉田署員ら=富士山1合目付近

【山梨日日新聞 12月18日掲載】

【季節の便り】

安藤家住宅でミニ門松作り 親子連れら参加

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 南アルプス市教委は17日、同市西南湖の重要文化財・安藤家住宅で、ミニ門松作りの体験教室を開いた。

 市内外から親子連れら約30人が参加。門松作りの経験がある同市鮎沢の藤巻敏夫さん(76)らの指導を受けて製作に取り組んだ。参加者は空き缶に稲わらを巻き、長さ約30センチと25センチの竹3本と稲穂、梅の造花、松の葉など5種類を飾り付けて、門松を完成させた。

 門松作りを通じ、築約300年の同住宅に触れてもらおうと企画している恒例イベント。門松の材料には敷地内にある松を使った。
 
(写真)ミニ門松作りに取り組む参加者=南アルプス市西南湖

【山梨日日新聞 12月18日掲載】

【山岳関連ニュース】

「2017」m 雲取山の年

山岳連盟が碑設置/丹波山村は記念酒

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 日本百名山の一つで、山梨、東京、埼玉3都県境に位置する雲取山(2017メートル)の標高が来年の西暦と同じことにちなみ、地元関係者が記念事業を計画している。3都県の山岳連盟は山頂付近に記念碑を設置、来年の元旦に合わせて除幕式を行う。丹波山村は東京都青梅市の酒蔵と連携し、記念ラベルを貼った日本酒を販売する。関係者は「秩父多摩甲斐国立公園の魅力をアピールする年にしたい」と話す。

 山頂に記念碑を設置したのは3都県の山岳連盟関係者でつくる「雲取山西暦2017年記念事業実行委」(田中文男会長)。埼玉県秩父市の三峯神社に許可を得て、境内から「御用材」としてヒノキを伐採。同市内の木材業者が高さ3.8メートル、直径30センチ、重さ150キロの標柱を完成させた。景観に配慮して全体を焦げ茶色に塗り、手彫りで「雲取山西暦二千十七年記念」と刻まれている。

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 記念碑は小型運搬車を使って丹波山村の鴨沢登山口から山頂へ。延べ8日かけて頂上に運び、今月6日、頂上の埼玉県側の国有林内に約1メートルの穴を掘って設置した。来年の元旦には各山岳連盟の関係者らが集まり、初日の出に合わせて披露。設置は1年間限定で、来年末には撤去するという。

 秩父山岳連盟の清水武司会長は「登山ブームと言われるが、日本アルプスや高尾山に人気が集まり、雲取山の存在感が薄れている。深い原生林と神秘性を持つ雲取山の良さを知ってもらう機会にしたい」と話す。

 一方、丹波山村はかつて村内にあった酒蔵と親交があった「小沢酒造」(東京都青梅市)と連携し、記念ラベルを貼った日本酒の販売を計画。ラベルの「雲取山」は岡部政幸村長の書を使い、村営七ツ石小屋から山頂方向を撮影した写真も使用する。1年限定で道の駅たばやまで販売する予定だ。

 日本酒の販売を発案した村地域おこし協力隊の山田正和さん(51)は「資源を生かして村に人を呼び込みたい。地域活性化の起爆剤になればうれしい」と期待する。

 山梨県山岳連盟の古屋寿隆会長は「秩父多摩甲斐国立公園は手つかずの自然が残るエリア。雲取山は富士山も望める景色の良さが魅力で、比較的優しいルートもあるため、多くの人に訪れてもらえるように活動したい」と話した。

 【写真】西暦2017年を記念して作った標柱を山頂付近に設置する秩父山岳連盟の会員=雲取山(6日)

【山梨日日新聞 12月17日掲載】

【山岳関連ニュース】

会員が撮影した山々でオリジナルカレンダー 県山岳連盟が販売

 県山岳連盟(古屋寿隆会長)は、2017年のオリジナルカレンダーを作成した。

 朝焼けに染まる富士や厳寒期の北岳バットレスなど、会員が撮影した四季折々の山の風景写真をあしらっている。

 カレンダーはA2判で7枚つづり。富士山や甲斐駒ケ岳の平年の初冠雪日のほか、月ごとの日の出と日の入りの時刻など、登山に役立つ情報を掲載している。

 希望者には郵送で販売する。送料・手数料込み1部1850円で、締め切りは25日。問い合わせは県山岳連盟・小沢利一さん、電話090(1997)9038。

【山梨日日新聞 12月15日掲載】

【山岳関連ニュース】, 【山岳館便り】

年末年始 南アルプス山小屋情報

 南アルプスの山々も、すっかり冬山となり真っ白く光り輝いています。

「冬期、年末年始の山小屋情報」

 ◇一部開放の山小屋(管理人不在)
  ・北岳山荘  ・○北岳肩の小屋 ・白根御池小屋
  ・広河原山荘 ・熊の平小屋   
  ・早川尾根小屋
  ・薮沢小屋
  ※なお、○印の小屋は利用時に要連絡。
  ※連絡先は、当HP「山小屋情報」でご確認ください。

 ◇「年末年始営業の山小屋」
  ・長衛小屋   12月23日~1月2日(素泊まりのみ)
  ・鳳凰小屋   12月28日~1月2日
  ・南御室小屋  12月29日~1月3日
  ・北沢峠こもれび山荘  12月23日~1月9日
  ・仙水小屋   12月24日~1月5日(予約状況により変更あり)

 ◇その他は直接小屋にご確認ください。

 冬山は積雪もあり天候が変わりやすく、晴れていたと思えば一瞬にして雲が山を覆い雪を降らせ強風が吹くこともあります。常に危険が伴いますが、十分注意して夏山とは違う冬山登山を楽しんでください。

「南アルプス芦安山岳館 年末年始休館日」
  平成28年12月28日(水)~平成29年1月4日(水)

「お問合せ」
  芦安山岳館 TEL:055-288-2125

 南アルプス芦安山岳館では、企画展 「ナチュラリスト 田淵行男の世界 博物学者が見た南アルプス」開催中です。

Photo

夜叉神峠より