芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

南アルプスNETホームページへ

プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

南アルプス芦安山岳館メール閲覧ページのURLアドレスが変わりました。ブックマーク(お気に入り)やリンクのURLアドレスの変更をお願い致します。

http://sannichi.lekumo.biz/ashiyasu/

2016年4月

【山岳関連ニュース】

富士山 遭難続発で声掛け強化

P21_

 富士山で登山者らの遭難事故が、例年を上回るペースで相次いでいる。山梨、静岡両県などが作成した富士登山のガイドラインで、スキーやスノーボードは禁止されているものの、今年はスキーで滑走中の事故が続発。ゴールデンウイーク(GW)初日の29日も、スノーボードを背負った入山者のほか、軽装の家族連れの姿が見られた。地元関係者は「ガイドラインが十分周知されていない」と指摘。一方、富士吉田署はGW期間中、現地で連日の街頭活動を予定するなど、事故防止を呼び掛ける態勢を強化している。

 「スノーボードは禁止だよ」。29日朝の富士山5合目。スノーボードを背負った入山者の男性に、富士吉田署員が声を掛けると、男性は「しません」と言い残し、登山道へと向かっていった。

 5合目から6合目にかけての登山道には家族連れの姿も。小学生くらいの男児を連れた父親とみられる男性は、スニーカーにチノパン姿。6合目付近にいた同署員は、男性に「上には雪があり、この装備では危ない」と話し下山を促した。男性は取材に、登山道に入った理由について「どこまで行けるのかを知りたかった」と語った。

 富士山の山梨県側では今年に入り、入山者が遭難し救助される事故(28日現在)が7件発生。うち5件が4月に集中しており、2人が死亡している。昨年1~4月は1件にとどまっていて「登山者が急増する夏山シーズン前としては例年にない多さ」(同署)という。3件はスキーで滑走中の事故。今月20日にはスキーで滑走中に転倒した男性の救助に当たった県警山岳救助隊員が滑落してけがを負うなど、二次被害も生じている。

 県などが策定した富士登山に関するガイドラインは、夏山以外のシーズンの登山について、万全な準備をしない人の登山を禁止。昨年の改定でスキーやスノーボードによる滑走も禁止された。だが、吉田口登山道の山小屋でつくる「富士山吉田口旅館組合」の堀内康司組合長は「ガイドラインを知らない人も多いのではないか」と話す。  富士吉田市富士山課の渡辺隆信課長も「今年は雪山でのけが人が多い。県などと協議し、ガイドラインの周知を図る取り組みを考えていかなければならない」との認識を示した。

 遭難事故の増加を受け、同署は今年のGW期間中、現地で連日街頭活動をする予定。今年は5合目ではなく、6合目安全指導センター付近に人員を配置するなどし、入山者に注意を呼び掛けている。同署の小宮寿地域交通管理官は「麓は春でも富士山は冬。雪も残り、経験がない人は登ることはできない。万全な準備をしても天候や体調を考え、無理な登山はしないでほしい」と話した。

 【写真】スノーボードを背負って入山しようとする人に注意を呼び掛ける富士吉田署員=富士山5合目(一部画像を加工しています)

 

【山梨日日新聞 4月30日掲載】

【山岳関連ニュース】

新緑楽しむ登山へ 西沢渓谷山開き

P19__2

 ゴールデンウイーク(GW)がスタートした29日、県内は晴天に恵まれ、各地でイベントなどを楽しむ家族連れらの姿が見られた。子どもたちは河川敷でたこ揚げを楽しみ、登山者は新緑を満喫するなど、思い思いの休日を過ごした。

 山梨市の西沢渓谷では山開き式を行い、しめ縄をおので断ち切る神事などを終えると、登山者は新緑を目当てに山へ向かった。日下部署は登山道に山岳指導所を設け、安全登山を呼び掛けるチラシ入りのティッシュなどを配った。

 【写真】山開き式を終え、渓谷へ向かう登山者=山梨市三富地区

 

【山梨日日新聞 4月30日掲載】

【山梨県内のニュース】

八ヶ岳の写真募り魅力発信

051447392523

 北杜市在住のカメラマンやデザイナーら男性6人が今夏から、八ケ岳の写真を募集して展示するイベントを開く。八ケ岳の魅力を広く発信しようと企画。8月には同じ日に撮影された写真をインターネット上で募り、スライドショーなどで一つの作品にして公開する。

 6人は「八ケ岳フォトフェスタ実行委員会」を2月に結成。ホームページ(HP)で清里の観光情報を発信しているアルバイト林史記さん(47)=同市高根町清里=の声掛けで集まった。

 語呂合わせで「やつ」の8月2日に撮影した写真を一定期間に募集する。専用HPで写真を集め、メンバーがスライドショーや動画にまとめるという。写真に山への思いをつづった文章を添えて応募する「私の八ケ岳 フォトセッション」も企画。8月10日から9月30日に募る。カメラや写真関連の商品を販売する企業の協賛を得て、賞品を用意する。

 11月には北杜市内で二つの企画の受賞者を表彰し、完成した動画作品、入選作品を集めた展示会を開く。

 同実行委はチラシやHPで各イベントを周知している。林さんは「八ケ岳は見る場所によって表情が異なる。参加者に八ケ岳の美しさ、自然の豊かさを再確認してもらい、集まった作品で魅力を発信したい」と話している。

 同実行委はキックオフイベントとして5月8日午前10時から、北杜・県立まきば公園で、写真家を招いて小学生向けの写真体験会を開く。問い合わせは林さん、メールアドレスはphoto001@yatsugatake.net

  【写真】八ケ岳南麓で開催するイベントについて話す林史記さん=北杜市高根町清里

 

【山梨日日新聞 4月29日掲載】

【山岳館便り】

芦安新緑やまぶき祭

 今、芦安山岳館周辺は新緑に包まれ、やまぶきの花がきれいに咲いています。

 第6回【南アルプス市 芦安新緑やまぶき祭】を開催します。会場では手打ちそば、山菜の販売など芦安ならではのお店がたくさん並びます。ステージでは歌謡ショー、カラオケ大会など色々な催し物やお楽しみ抽選会もありますよ!!

 毎年恒例の「やまぶきツアー」もご参加ください。

 芦安ファンクラブでは、ちびっこが参加できるクライミングウォールコーナーで皆さんのお越しをお待ちしています。

 やまぶきの花、澄んだ空気と清流、お祭りをお楽しみください。

 日  時:平成28年5月8日(日)AM9:30~PM2:00
 会  場:南アルプス市立芦安小学校校庭
 お問合せ:芦安窓口サービスセンター
        TEL:055-282-5577

6

【山岳関連ニュース】

山岳遭難に備え装備点検と訓練 南アルプス署

 南アルプスの本格的な春山シーズンを前に、南アルプス署は21日、山岳遭難事故に備え、装備品の点検と訓練をした。

P17_

 同署の山岳遭難救助隊員ら8人が参加。県山岳遭難対策協議会南アルプス支部の指導員を講師に、登山靴の履き方やアイゼン、ハーネスなどの装着方法を確認した=写真。署内の車庫を山の斜面に見立て、約6メートルの高さからロープを使って垂直に降りる訓練もした。

 深沢真吾地域課長は「安全に配慮し、迅速かつ的確に救助活動が行えるよう備えたい」と話した。

 同署によると、2015年の管内の山岳遭難事故は18件あり、死者は6人で14年より5人多かった。

 

【山梨日日新聞 4月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

大菩薩山系歩き天野さんが解説

甲州・イベントに30人

P19_

 甲州市の大菩薩山系周辺の住民らでつくる「甲州大菩薩ネルチャークラブ」(古屋学代表)は20日、同市出身のアルピニスト天野和明さんと一緒に同山系に登るイベントを開いた=写真

 神奈川や埼玉などから約30人が参加した。イベントは2014年にスタート。今回は旧青梅街道をコースに加え、上日川峠や丸川峠などを約6時間かけて歩いた。登山中は、天野さんや同クラブのメンバーが、旧青梅街道が江戸時代に商人の交易路として栄えたことなど、コースの歴史を紹介した。

 天野さんと同クラブは大菩薩周辺の山に「甲州アルプス」という愛称を付けて、登山者を増やす取り組みを進めている。

 

【山梨日日新聞 4月26日掲載】

【季節の便り】

フジザクラが開花 富士吉田

1111111

 富士吉田市の富士山吉田口登山道「中ノ茶屋」付近で、フジザクラが見頃を迎えている。

 約2万本のフジザクラが自生している。例年より1週間ほど早い開花で、現在は七分咲き。23日から「ふじざくら祭り」(ふじよしだ観光振興サービス主催)が開かれる。29、30日、5月1、3、4日には先着100人にフジザクラの苗木をプレゼントする。祭りは5日まで。問い合わせは同サービス、電話0555(21)1000。

 (写真)七分咲きのフジザクラ=富士吉田市の富士山吉田口登山道「中ノ茶屋」付近

 

【山梨日日新聞 4月23日掲載】

【山梨県内のニュース】

端午の節句飾り、かなかんぶつ展示 南ア・安藤家住宅

201604222_2

 南アルプス市教委は21日、同市西南湖の重要文化財・安藤家住宅で端午の節句飾りの展示を始めた。
 
 全長約9メートルのこいのぼりや郷土玩具「かなかんぶつ」、五月人形など計13点を展示。かなかんぶつは、江戸時代後期から明治時代中期に県内で流行した山梨独自の節句飾りで、よろいを表す紙製の「たれ」が付いているのが特徴となっている。
 
 5月16日まで。開館は午前9時~午後4時半(最終入館は午後4時まで)。火曜日と祝日の翌日は休館する。
 
(写真)安藤家住宅で始まった端午の節句飾りの展示会=南アルプス市西南湖


【山梨日日新聞掲載 4月22日】

【山岳関連ニュース】

上流研「山人」ガイド発行 狩猟文化の魅力紹介

 早川町のNPO法人日本上流文化圏研究所(上流研)は、ガイドブック「山人ルーツ」を発行した。町内の猟師へのインタビューなどを通して、受け継がれてきた狩猟文化の魅力を紹介している。

201604221_3

 町から委託されている「早川フィールドミュージアム事業」の一環。4章編成で、狩猟グループ「かのし会」メンバーのインタビュー、町内唯一のプロハンターの生活を紹介する記事などを掲載した。

 江戸時代から現代にかけての狩猟方法の変遷、生活のすべだった狩猟がレジャーとしての側面を強くしていく経過も紹介。ニホンジカなどの食害増加に伴って駆除の機会も増えているため、ジビエ(狩猟肉)生産が町の新たな産業になる可能性にも触れている。

 A4判カラー30ページで、800部を発行。町内全戸に配る。「山人」は同町西山地区などで使われてきた言葉で、同研究所によると、「山と関わりが深く、生活上の知恵や技術の持ち主」との意味がある。

 上流研の佐藤晴日研究員は「若い世代に興味を持ってもらうため、デザインも工夫した。町の狩猟文化を知り、受け継いでもらいたい」と話している。
 
(写真)日本上流文化圏研究所が発行した「山人ルーツ」

【山梨日日新聞掲載 4月22日】

【山岳関連ニュース】

雲取山登山口にトイレ 丹波山村

11月供用めざす

 丹波山村は、日本百名山の一つ雲取山の登山道入り口付近にトイレを設ける。増加する登山者に対応するためで、11月からの利用開始を目指している。

 村温泉観光課によると、トイレを設置するのは、登山道の起点となる村営駐車場。木造平屋で、男女2基ずつ便器を設ける。事業費は駐車場を囲う柵の設置と合わせ約2千万円を見込んでいる。

 雲取山は東京、埼玉との県境に位置し、首都圏からのアクセスが良く、近年のブームで登山者が増えている。トイレのない駐車場周辺では、草むらなどで用を足す登山者が目立っていた。駐車場から最も近いトイレがあるのは、登山道を約3時間登った場所にある「七ツ石小屋」だった。

 村は早ければ8月ごろに着工し、紅葉シーズンで登山者が増える11月には完成させる方針。

 同課担当者は「冬場を除いて多くの登山者が訪れる。トイレ整備で利便性を確保し、村への観光客誘致にもつなげたい」と話している。

 

【山梨日日新聞 4月21日掲載】