芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2015年4月

【山岳関連ニュース】

春山シーズン 万が一に備え 登山には計画書を GW、県警呼び掛け強化

Photo_9 ゴールデンウイーク(GW)に入り、増加が見込まれる登山者に対し、県警が登山計画書の提出を促す活動を強化している。昨年9月の御嶽山(長野、岐阜県)噴火で、登山者の把握に向け、計画書の重要性があらためて指摘されたことなどが背景。県警によると、昨年1年間で発生した山岳遭難のうち、計画書が提出されていたのは4分の1程度にとどまっており、29日は県内各地の登山道入り口で警察官らが登山者に計画書の提出を求めた。

 「登山計画書を提出していない方はこちらで記入をお願いします」。29日午前、丹波山村の雲取山(2017メートル)登山口の入口近くにある鴨沢バス停。上野原署員はバスから降りた登山者に大きな声で呼び掛けた。

 同署管内で昨年発生した12件の山岳遭難は、いずれも計画書が提出されていなかった。昨年のGW期間中、登山で丹波山村内を訪れたとみられる県外の男性2人はいまだ発見されておらず、10月には登山中の事故で2人が亡くなった。同署地域課の三枝亨係長は街頭活動について「万が一のとき、登山計画書があれば捜索しやすい。危機感を持ってやっている」と話す。

 この日はインターネットで登山計画書などを提出することができるウェブサイト「山と自然ネットワーク『コンパス』」も紹介。雲取山を訪れた東京都江戸川区の公務員高見章代さん(44)は「宿泊などを伴う登山は計画書を出すが、今日は日帰りだったので出していなかった。今後はコンパスを使って提出したい」と話した。

 一方、昨年6月に生物圏保存地域「エコパーク」に登録された後、初のGWを迎えた南アルプス。夜叉神峠登山口(南アルプス市芦安芦倉)では、南アルプス署員が登山者に計画書の提出を求めた。同署の秋山敦副署長は「エコパーク登録で、外国人や経験の浅い登山者の増加が想定される。登山計画書提出の街頭指導を強化するなどして遭難防止を徹底したい」と話す。

 このほか同日山開きを迎えた山梨市の西沢渓谷でも日下部署員が街頭指導をした。

 県警地域課によると、県内では昨年1年間に110件の山岳遭難が発生し、遭難者数は127人。遭難者数は1965年の統計開始以来、最多となった。110件の遭難のうち、登山計画書が提出されていたのは28件で、提出率は25・5%にとどまっている。

 県警地域課の小宮寿次席は「GWの時期は麓は春でも、標高の高い山はまだ冬。雪が残っていなくても、雪解けで足元が滑りやすくなっており、滑落の危険は高まる。山の高低にかかわらず、登山計画書を提出し、事故のない登山に努めてほしい」と話している。

(写真)登山者に登山ルートを尋ね、登山計画書の提出を呼び掛ける上野原署員=丹波山村内

【山梨日日新聞 4月30日掲載】

【山梨県内のニュース】

笛吹で川中島合戦戦国絵巻 武者800人 勇姿再現 参加者4割は「歴女」

Photo_5 笛吹市桃源郷春まつりのフィナーレを飾る「川中島合戦戦国絵巻」が26日、同市石和町市部の笛吹川河川敷で開かれた。全国から公募で集まった約800人が武田、上杉両軍の武将などに扮し、壮大な合戦シーンを繰り広げた。

 武田軍が下流、上杉軍が上流に本陣を構え、塩不足の甲斐に上杉謙信が送ったという故事にちなんだ「敵塩の儀」を再現した後、合戦に突入。武田信玄の軍師、山本勘助が考案したとされる「きつつき戦法」で戦いの火ぶたが切って落とされ、両軍が入り乱れて激しい戦いを繰り広げた。

 単騎で武田軍に突入した謙信の太刀を、床机に腰掛けた信玄が軍配で受け止める名場面の再現もあった。

 主催する同市観光物産連盟によると、会場には約4万人の観客が詰め掛けた。ここ数年は「歴女ブーム」などの影響で人気が高まり、今年の参加者募集は過去最短の17分間で定員800人に到達。女性参加者は約4割を占めた。

(写真)上杉謙信が浴びせる太刀を武田信玄が軍配で受け止める名場面の再現=笛吹市石和町市部

【山梨日日新聞 4月27日掲載】

【季節の便り】

ハウス桃ちよひめ 糖度、玉張り良好 峡東で出荷スタート

Photo ハウス栽培した桃の出荷が24日、峡東地域で始まった。4月は低温や降雨など天候不順が続いたが、中旬以降は必要な日照時間が確保できたため、「実の色づきや糖度、玉張りは良好」(JA全農やまなし)という。

 笛吹市一宮町金田のJAふえふき一宮西支所フルーツセンターでは午前8時すぎから作業を開始。一宮地区の農家で収穫された極わせ種「ちよひめ」約110キロを検査し、桃の色合いや形を確認して等級を付けた。首都圏や関西地方などに出荷され、1キロ(5玉)1万~1万5千円程度で店頭に並ぶ予定。この日は出荷に合わせて式典も行った。

 JA全農やまなしによると、今年のハウス栽培した桃の予想収穫量は約123トンで、昨年に続き雪害前の6割程度になる見通し。出荷は6月上旬にピークを迎え、同下旬まで続く。

(写真)箱詰めされた桃をチェックする検査員ら=笛吹市一宮町金田

【山梨日日新聞 4月25日掲載】  

【山岳関連ニュース】

登下山届で閲覧協定 県と山岳ガイド協締結

Photo_7 登山者がインターネット上で登山届と下山届を提出することができるウェブサイト「山と自然ネットワーク『コンパス』」の情報閲覧について、県、県警と日本山岳ガイド協会(東京)は24日、県庁で協定締結式を行った。

 後藤斎知事、飯利雄彦県警本部長、磯野剛太協会理事長が出席し、協定書に署名した。有効期間は2016年3月末までだが、3団体のいずれかから協定解除の意思表示がない限り延長される。

 サイトは協会が運営し、登山者の氏名、住所、連絡先などの情報を登山者自身が事前に登録。登山する際には登る山、ルート、登山日程などを入力し、下山日時を過ぎても下山連絡をサイト上で行わないと、本人や登録した緊急連絡先にメールが届くシステムになっている。13年8月から運用を開始し、約1万3千人が登録している。

 県警によると、14年に起きた山岳遭難110件のうち、登山計画書が提出されていたケースは25・5%の28件と少ない。遭難者の大半が県外者であるため、飯利本部長は「サイトは大変頼もしい仕組み。どこに遭難者がいるのかを早く知ることができるので、迅速な対応ができるのではないか」と期待する。

 県、県警、協会の3者で協定を結ぶケースは全国で初めて。後藤知事は「救助、捜索は県警が中心となるが、サイトの周知、遭難防止などは県の役割。総合的な調整を県として行っていきたい」と話している。

(写真)山と自然ネットワーク「コンパス」の閲覧協定を結ぶ出席者=県庁

【山梨日日新聞 4月25日掲載】

【山梨県内のニュース】

リニア603キロ 初の大台、最速更新

Photo_5 JR東海は21日、山梨リニア実験線(上野原市-笛吹市、42・8キロ)でリニア車両の走行試験を行い、最高速度を13キロ更新する時速603キロを達成した。同社によると、有人走行の鉄道としては初めて時速600キロを超え、世界最速の記録という。同社は、ギネスブックに現在掲載されているリニアの世界最速記録(581キロ)の更新を申請する予定。

 同日の走行試験は報道陣に公開して実施した。2027年のリニア中央新幹線開業に向け、リニア車両「L0(エル・ゼロ)系」の設備の安全性や耐久性を検証するのが目的。

 L0系の7両編成が同日午前10時44分、中央新幹線推進本部の職員49人を乗せ、笛吹市の起点から東京方面に向かって出発。同48分に時速603キロに達し、10・8秒間、トンネルと防音・防災フード区間の約1・8キロにわたり、時速600キロ台を保った。

 車両から降り立った同社山梨リニア実験センターの遠藤泰和所長は「逆に500キロを超えた方が安定すると思うぐらい安定性があった」と乗り心地を説明。「今回のデータを解析し、営業線の設計に反映したい」とした。

 リニア中央新幹線は、最高時速505キロでの走行を予定している。今回の高速走行では車両が受ける空気抵抗、地上の騒音や振動などのデータを取得した。時速600キロ台の高速域の試験は同日で終了。リニア車両や路線の保守体制確立に向けたデータ収集を続ける。

 山梨リニア実験線では1997年4月、先行区間(18・4キロ、都留市-大月市)で走行試験を開始し、同区間での最速記録は時速581キロだった。現在の区間での走行試験は2013年8月にスタートし、4月16日に時速590キロを達成したばかりだった。

(写真)有人走行として世界最高速度の時速603キロを記録したリニア車両L0系=都留市小形山

【山梨日日新聞 4月22日掲載】

【山岳館便り】

山での応急処置法 ガイドら16人学ぶ 南アで講習会

Photo_4 南アルプス・芦安山岳館と救急医療品などを販売するメディックワークス(埼玉)は19日、同館で、山での応急処置を学ぶ講習会を開いた。

 山岳ガイドや山小屋の管理人ら16人が参加した。登山中に北岳で滑落した男性を発見し、応急処置をするという想定で訓練を実施。救助者の体を触りながらけがの状態を把握し、患部を固定して男性を搬送した。低体温症の症状が出ている人には水筒にお湯を入れて体を温める応急処置の説明もあった。

 同講習会は、8年前から2年ごとに開いている。

(写真)北岳登山中にけが人を見つけた想定で応急処置の訓練をする参加者ら=南アルプス市芦安芦倉  

【山梨日日新聞 4月21日掲載】

【山梨県内のニュース】

待望の4匹すくすく 山梨・万力公園 カピバラ誕生

Photo_10 山梨市の万力公園ふれあい動物広場で、カピバラの赤ちゃんが誕生した。母親のユリエ(3歳)の周りで動き回ったり餌を食べたり、愛くるしい姿を見せている。

 同施設によると、赤ちゃんは4匹(雄雌それぞれ2匹)で、14日に生まれた。体長20~30センチで、体重は約2キロ。母親の後をついて歩き回り、ササの葉やキャベツを食べたりしている。

 展示場での一般公開は21日からだが、母子がいる獣舎をフェンスごしに見ることができる。東京都世田谷区の会社員清水和美さん(33)は「とてもかわいくて、思わず写真に収めた」と話していた。

 同施設では2013年2月、当時飼育していた雄のカピバラ「ハッピー」が病死し、同年7月に埼玉県こども動物自然公園からユリエを迎えた。14年3月には繁殖のため徳島県のとくしま動物園から雄のルーカ(現在2歳11カ月)を譲り受け、共同生活をスタート。同年11月に妊娠したことが分かった。担当者は「待望の赤ちゃん。大切に育てていきたい」と話している。

(写真)母親のユリエと一緒にササの葉を食べるカピバラの赤ちゃん=山梨・万力公園

【山梨日日新聞 4月19日掲載】

【山岳関連ニュース】

富士スバルライン 雪かき完了きょう開通

Photo_6 富士山有料道路(富士スバルライン)で18日、5合目までの道路の雪かきが完了した。県道路公社は19日午後1時に5合目までの全線を開通させる。

 富士スバルラインは現在、4合目大沢駐車場まで開通している。18日は、4合目より上の道路に残った雪をロータリー除雪車が斜面に吹き飛ばし、重機で残った雪を道路脇にかき出していた。

 公社は3月上旬から、ロータリー除雪車や重機を使って4合目以上の除雪を開始。5合目近くの残雪は2メートル程度あったが、昨年に比べて残雪量は少なく、全線開通は6日早まった。

(写真)富士山の山頂を背景に、斜面に雪を吹き飛ばすロータリー除雪車=富士山5合目付近

【山梨日日新聞 4月19日掲載】

【山梨県内のニュース】

甲府駅ビル お色直し完了

Photo_9 JR甲府駅ビル・セレオ甲府が17日、グランドオープンした。第2期工事が終わり、全面改装していた3階と、一部改装していた4階が開業。既に1、2階は3月13日にオープンしており、全館リニューアルが完了した=写真。

 3階はファッションと雑貨のフロアで、女性向けブランド「インデックス」、スーツ専門店の「パーフェクトスーツファクトリー」など5店舗が山梨初出店した。一部改装の4階には新たに旅行代理店のエイチ・アイ・エスやネイルサロン、ウイッグ店などが出店した。既存店と合わせた店舗数は計62店となった。

 リニューアルを記念して19日までポイントカードが2倍になるほか、3000円以上買い物をした先着200人に記念品を贈る。

 セレオ甲府は第1期リニューアルオープンで、高級スーパーの成城石井や野菜、鮮魚、精肉の専門店などが出店。開店3日間で7万5000人が来店し、売り上げ目標を2割以上上回った。16日までの35日間では目標来店者数(1日1万1000人)を41%上回る54万2739人が来店している。 

【山梨日日新聞 4月18日掲載】

【山岳関連ニュース】

県と県警 下山届ネット活用 山岳団体と協定、閲覧へ

 登山者がインターネット上で登山届と下山届を提出することができるウェブサイト「山と自然ネットワーク『コンパス』」を活用し、遭難者の早期発見につなげようと、県と県警は、サイトを運営する日本山岳ガイド協会(東京)と協定を締結する。締結後は県、県警がサイトの情報を閲覧できるようになる。

 県観光資源課と協会によると、サイトは山梨県内でも富士山など主な山について届け出ができる。登山者は氏名、住所、連絡先などの情報のほか、装備品、食料などの持ち物も記入し、遭難した際の緊急連絡先も登録する。登録はパソコン、スマートフォンでできる。

 登山する際に山の名称、ルート、登山日時、下山日時を入力。下山日時になっても連絡をサイト上で行わない場合、3時間、5時間、7時間が経過するごとに登山者のスマートフォンにメールが送られる。それでも返答がない際には緊急連絡先にメールが届くシステムとなっている。協定は24日に締結する。 

【山梨日日新聞 4月18日掲載】