芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

南アルプスNETホームページへ

プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

南アルプス芦安山岳館メール閲覧ページのURLアドレスが変わりました。ブックマーク(お気に入り)やリンクのURLアドレスの変更をお願い致します。

http://sannichi.lekumo.biz/ashiyasu/

【山岳館便り】

北沢峠 長衛小屋の年末年始

No1

【写真上】長衛小屋前(1月7日)

No2

 皆さんは新年をどこで迎えましたか。南アルプスの山々で迎えた登山者も多かったと思います。年末29日(土)から1月6日(日)まで営業していた北沢峠長衛小屋周辺では今年は比較的積雪が少なかったですが、強風の日と気温の低い日が多かったようです。天気は晴れの日が続いたため、登山者は、例年に比べると少し多かったです。 

 1月7日時点で雪は1800m付近から長衛小屋までの積雪が約20cm程でした。しかし、雪が少ない分凍結している所も多いので今後、厳冬期登山をされる方は十分注意が必要です。【写真左】北沢峠林道から小屋に向かう導入路(1月7日)

 現在、長衛小屋テント場は無料開放になっています。トイレも利用できます。

[南アルプス芦安山岳館]
「南アルプスNET」はこちらから

【山岳関連ニュース】

富士一望、西桂・競馬山に遊歩道 西桂

201901142

 西桂町の住民有志でつくる団体が同町下暮地の「競馬山」と呼ばれる山に遊歩道を設けた。富士山を一望できるようにするため山頂も整備。今後は山頂などに桜を植える。団体は「町の新しい観光名所として町内外に広くPRしていきたい」としている。
 
 町産業振興課によると、競馬山は富士急行線三つ峠駅から北東約500メートルに位置する標高685メートルの山。明治末期に娯楽として地域住民による競馬が行われていたという。山頂には1周約500メートルの馬場跡が残る。

 住民有志は競馬山を観光地にしようと「競馬山桜の会」を設立。昨年4月から高尾一男会長(73)らが町内外の地権者と交渉し、遊歩道の整備に当たってきた。

 最短ルートで登れるように麓からマツやスギ、ササで覆われていた斜面を切り開き、伐採で出た丸太約90本で階段を造った。昨年11月に登山口から山頂まで徒歩で約15分のルートが完成した。

 山頂では富士山を見られるように低木を伐採。山頂にあった「丸子神社」のほこらの周囲には丸太を立て、縄で結んで囲むなどした。また、山頂にあった桜の大木は恋人が寄り添った姿に見えることから「恋人桜」と名付けた。今後、斜面や山頂に桜約40本植える予定。

 昨年12月に完成報告式を行った。同会のメンバーや町民ら約30人が出席。高尾会長が「半世紀以上人の手が入らなかった競馬山を誰でも登れるようにした」と報告した。小林千尋町長は「富士山と町を一望できる観光名所として広くPRしていきたい」と話した。

 高尾会長は「春には富士山と桜が同時に楽しめる。多くの人が町を訪れるきっかけになればうれしい」と話している。
 
(写真)遊歩道を整備した高尾一男会長=西桂町下暮地

【山梨日日新聞 1月15日掲載】

【山岳関連ニュース】

ライチョウ 縄張り回復

南アルプス山系 18年、保護策実り8→24ヵ所

450_p24_

 絶滅危惧種のライチョウが生息する南アルプスの北岳などのエリアで、8カ所まで減少していたライチョウの縄張りが2018年に3倍の24カ所まで回復していたことが分かった。東京都内で10日に開かれた環境省の「ライチョウ保護増殖検討会」で報告された。外敵から守る「一時保護」とライチョウの天敵の捕獲への取り組みが功を奏したとみられ、同省は「大きな成果」としている。

 検討会は有識者らで構成。環境省などは15年から、生息数の減少が著しかった北岳などがある南アルプス白根三山北部地域で、ライチョウのひなと親鳥をケージで保護する取り組みを行っている。18年には、一時保護したひなが成長し、繁殖に成功したことも確認された。

 17年には、ライチョウを捕食するテンやキツネの捕獲を開始。2年間でテンを15頭捕獲するなどした結果、放鳥から2カ月後のライチョウの生存率は捕獲前の12.5%から、17年は93.8%に上昇。18年は73・3%だった。

 1981年に63カ所あった縄張り数は2014年に8カ所まで減少し、「地域絶滅に近い状況」(同省)だった。24カ所まで増えたことについて、同省の担当者は「右肩上がりで回復し、成果が出ている」と説明した。

 一時保護と天敵の捕獲は来年度まで実施。一時保護したひなが生息している場所や南アルプス全域の繁殖への影響などを調べ、有効性などを確認して今後の増殖につなげる。

 検討会では、全国5カ所の動物園で飼育されているライチョウについて18年度中を目標に一般公開する計画が示され、了承された。展示用の広い施設での飼育が今後の野生復帰に有効という。市民のライチョウへの関心を高める狙いもある。

 また、野生復帰に向けた技術開発の試験を中央アルプス・木曽駒ケ岳で実施する方針も決めた。木曽駒ケ岳のライチョウは絶滅したとされていたが、昨夏、約50年ぶりに雌1羽の生息を確認。この雌の巣にある無精卵と飛来元とみられる乗鞍岳のライチョウの有精卵を入れ替えてふ化を試みるほか、地域絶滅した要因なども調べる。

【写真】ライチョウの保護などの取り組みについて協議する委員ら=東京都内

【山梨日日新聞 1月12日掲載】

【山岳館便り】

「瀬戸千段の滝ツアー」のご案内

P_2019010801

 NPO法人芦安ファンクラブ会員とボランティアの方々が千段の滝遊歩道を整備して昨年10月に完成しました。

 冬の芦安集落内の散策ガイドと瀬戸千段の滝見学ツアーを開催します。集落のポイントを巡り、文化に触れてみましょう。冬の自然歩き、きれいに凍った滝が見れるかもしれません。

 芦安ファンクラブメンバーがご案内します。

 皆さんも冬の自然歩きに参加してみませんか。

 詳しくはこちらをご覧ください。

 (写真)千段の滝 遊歩道入口

[南アルプス芦安山岳館]
「南アルプスNET」はこちらから

【山岳関連ニュース】

鳥獣の農林被害33%減、昨年度

森林で減少、4億5800万円

 ニホンジカなど野生鳥獣による2017年度の県内の農林業被害額は前年度比2億2400万円(32.8%)減の4億5800万円だったことが、7日までの県のまとめで分かった。森林におけるニホンジカとツキノワグマの被害が減少したことが理由。

 県森林環境部と県農政部によると、17年度の森林被害は前年度比2億1800万円(42.2%)減の2億9900万円。農作物被害額は600万円(3.6%)減の1億5900万円。農林業を合わせた被害額では、直近の10年間で11年度の4億5700万円に次いで2番目に少なかった。

 農林業被害額の内訳は、ニホンジカが最多の2億4400万円。ただ、前年度を5600万円(18.7%)下回った。ニホンジカに次いで被害額の多いツキノワグマは、前年度比1億6千万円(63.7%)減の9100万円。また、ニホンジカとツキノワグマ被害の大部分は人工林内の森林被害だった。

 県は15年度、県内のニホンジカ約6万5千頭(11年度の推定生息数)を23年度までに半減する目標を設定。わな猟を管理捕獲に積極的に取り入れるなどし、16年度に年間の捕獲頭数が1万4千頭台に到達。17年度には目標設定後では最多の1万4320頭を捕獲した。県森林環境部は「捕獲の推進で、被害の減少につながった可能性がある」としている。

 ツキノワグマによる被害は樹皮を剥がし、枯死させるもの。県森林整備課は生息地に餌となる木の実が豊富にあったことなどから、人工林内に侵入するケースが減ったとみている。県みどり自然課は「防護柵の設置などの対策やニホンジカの管理捕獲をバランス良く行い、被害の減少を図っていきたい」としている。

【山梨日日新聞 1月8日掲載】

【山岳関連ニュース】

「甲府名山」25山選定へ

開府500年記念、甲府市が候補募る

 甲府市は31日まで、市内にある山の中から選ぶ「甲府名山」の候補を募集している。金峰山や要害山、釈迦ケ岳など市内48山から好きな山を五つまで選び、推薦理由を添えて投票する。武田信玄と武田二十四将にあやかって25山を選定する。

 甲府名山は、甲府開府500年記念事業の一環。市民らによる投票状況を踏まえ、2月に開く選定委員会で25山を最終決定する。結果は3月に公表する予定で、甲府名山手帳などの作成も検討している。

 応募ははがきかファクス、メールで受け付けている。48山は自治会を通じて全戸配布し、公民館などにも置いているチラシや市のホームページで確認することができる。

 市林政課の担当者は「登りたい山や眺めるのが好きな山など、さまざまな観点から山を選んで投票してほしい」と話している。問い合わせは同課、電話055(298)4837。

【山梨日日新聞 1月5日掲載】

【山岳館便り】

新年明けましておめでとうございます

A

 2019年、平成最後の年明けです。皆さまも素晴らしい新年をお迎えのことと思います。昨年も多くの方に「南アルプスNET」をご覧いただきありがとうございました。今年も山岳館メールで南アルプス山々の情報、季節や地域の情報を発信していきますので、ご覧ください。南アルプスを登山する方、訪れる方の参考にしていただけたらと思います。どうぞお楽しみに!

 長い間ご不便をおかけした夜叉神峠に設置した「白峰三山」に向いたカメラの映像がリニューアルしました。芦安山岳館館内大型スクリーンではライブ映像が、ホームページ上では画像を見ることができます。よりきれいな映像になりリアルタイムの白峰三山をご覧いただけます。時間ごと、季節ごとの映像を離れた場所からお楽しみください。

 皆様にとって今年もすばらしい1年になりますよう願っております。

[南アルプス芦安山岳館]
「南アルプスNET」はこちらから