芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

南アルプスNETホームページへ

プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

南アルプス芦安山岳館メール閲覧ページのURLアドレスが変わりました。ブックマーク(お気に入り)やリンクのURLアドレスの変更をお願い致します。

http://sannichi.lekumo.biz/ashiyasu/

【山岳関連ニュース】

マイクロバスで新道峠展望台へ 7月末から笛吹市が運行

 笛吹市は7月31日から、新道峠展望デッキ「新道峠からの富士山眺望スポット FUJIYAMA ツインテラス」と芦川地区の市関係施設を結ぶマイクロバスを運行する。市民や観光客らに利用してもらう。
 市観光商工課によると、新道峠は富士山や河口湖が一望できる絶景スポットとして知られる。大石峠や御坂峠などを尾根沿いに歩くハイキングコースの途中にあり、徒歩で行くのは労力がかかる。
 道幅が狭く自家用車でのすれ違いが難しいことから、マイクロバスを運行することにした。運行スケジュールは7月中に市ホームページに掲載する。
 市は27日に展望デッキがオープンすることを記念し、新道峠をテーマにした「新道峠フォトコンテスト」を開催する。新道峠からの富士山を撮り続けている写真家TAKASHIさん(東京)が審査員を務める。募集期間は11月1~30日。
 最優秀賞や優秀賞に選ばれた作品には賞金を贈る。入賞作品は市が発行する切手の写真にも採用するという。詳細は市ホームページで確認できる。

【山梨日日新聞 6月18日掲載】

【山岳館便り】

南アルプス開山祭

 令和3年度、いよいよ南アルプス夏山シーズン幕開けです。2年ぶりに広河原で開山祭を開催します。

 広河原モニュメント前広場にて、先駆者の偉業に感謝し入山者の安全登山、山岳観光を祈念して行われます。関係者、山岳愛好者と登山者によるセレモニーや献花、芦安中学生による山の歌の合唱などがあり、クライマックスは百年前のいでたちの案内人による「蔓払い」が行われます。山々の神に開山の祈願を申し述べた後、振り下ろされる斧が束ねた蔓を切り開きます。

 従者により払われた蔓の門を参加者や登山者が通り抜け、その先にそびえ立つ壮大な「北岳」に安全祈願します。

Photo

【日 時】令和3年6月26日(土)午前10時~12時(予定)

【場 所】広河原インフォメーションセンター

【問い合せ】南アルプス市観光商工課 TEL 055-282-7261

 なお、広河原までの南アルプス林道はマイカー規制により一般車両は通行できません。南アルプス市営駐車場を利用し、南アルプス登山バス・乗合タクシーでお越しください。

[南アルプス市芦安山岳館]
「南アルプスNET」はこちらから

【山岳関連ニュース】

登山家が山の魅力を語る 北杜・白州小で授業

 北杜・白州小は3日、北杜市のふるさと親善大使で登山家の花谷泰広さんを招き、山登りについて学ぶ授業を開いた。
 地域学習の一環として、11日に日向山登山を控える4年生と保護者計約40人が参加。花谷さんは20歳の時、初めてヒマラヤ山脈に登ったエピソードなどを紹介し、「自分の責任で考えて計画、行動して目標を達成できる」と山の魅力を語った。
 雨具や防寒具の用意、標高の低い山で足ならしをするなど登山前の準備についてもアドバイスした。市職員がユネスコの生物圏保存地域「エコパーク」について解説する時間もあった。

【山梨日日新聞 6月9日掲載】

【山岳関連ニュース】

山岳遭難想定し隊員が救助訓練 南部署

A202106051

 南部署は5月31日、南部町福士の篠井山で、山岳遭難を想定した救助訓練を行った。
 管内に笊ケ岳や農鳥岳といった救助活動にも危険が伴う山があることから、救助活動での二次遭難を防ぐため実施。署の山岳救助隊員7人が参加した。
 県警本部で救助訓練を受けている署員2人が講師となり、救助の際に使用するロープの結び方「クローブヒッチ」「エイトノット」などを確認。人形を登山道から滑落した遭難者に見立てて、担架に固定し救助する訓練を行った。
 署の地域課長は「救助活動は署員も危険が伴う。訓練を重ねて署員の安全確保につなげたい」と話した。

(写真)遭難者に見立てた人形を引き上げる署員=南部町福士

【山梨日日新聞 6月5日掲載】

【山岳関連ニュース】

南アルプスの自然学ぶ授業開始

A202106031_2

 南アルプス市は、市内すべての小学校で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録されている南アルプスについて学ぶ授業を始めた。若い世代の理解を深め、長期にわたる保全につなげたい考え。
 市観光商工課によると、授業は本年度から市内の小学校15校の小学4~5年を対象に開始。5月28日は櫛形西小の5年生18人が、エコパ伊奈ケ湖に出向き、南アルプスの生物多様性について学ぶ授業を受けた。
 児童はビンゴカードを手に、班ごとに森の中を歩き、カードに描かれた虫や植物を探すゲームを楽しんだ。施設職員の指導を受けながら、生物の動きを観察するカメラの取り付けや鳥の鳴き声に似た音が出せるバードコール作りも体験した。
 児童は「見たことがない植物が見つけられて楽しかった。自然を大切にしたいと思った」と話した。
 市は来年度以降も授業を継続していく考え。学校や児童を対象にしたアンケートを踏まえ、授業内容などを改善していくという。市の担当者は「学習を通じて自分たちが暮らす地域に誇りを感じ、保全について考えるきっかけにしてほしい」と話している。

(写真)エコパ伊奈ケ湖周辺の森で自然観察をする櫛形西小の児童=南アルプス市上市之瀬

【山梨日日新聞 6月3日掲載】

【山岳館便り】

南アルプス林道 マイカー規制のお知らせ

Photo

 令和3年度、南アルプス山系は開山します。

 県営林道南アルプス線 南アルプス市芦安芦倉 夜叉神ゲート⇔広河原ゲートは、令和3年6月25日(金)~令和3年11月3日(水)までの間、マイカー規制が行われます。マイカーの乗り入れはできませんのでご注意ください。

 南アルプス市営芦安駐車場(広河原行きバス・タクシーの発着所)に駐車し、登山バスや乗合タクシーに乗り換えをお願いします。

 登山バス時刻表は、ホームページ南アルプスNETの「道路・交通」でご確認ください。

 ただし、道路状況や新型コロナウイルス感染拡大の状況により変更となる可能性があります。ご理解とご協力をお願いします。

 なお、広河原~北沢峠間の南アルプス市営バスは令和1年10月の台風により甚大な被害を受け林道が不通のため、令和3年度の運行を休止します。

 (写真は白峰三山)

[南アルプス市芦安山岳館]
「南アルプスNET」はこちらから

【山岳関連ニュース】

南ア・エコパーク、鳳凰三山の植物守れ

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録された南アルプス・鳳凰三山の高山植物をシカの食害から保護するため、南アルプスユネスコエコパーク韮崎市地域推進協議会は6月、植物の群生地に侵入防止ネットを設置する。市内の高山地帯で植物の保護対策に取り組むのは初めて。

 事務局を務める市によると、鳳凰三山に含まれる地蔵岳、薬師岳、観音岳には、環境省のレッドリストに登録されているリンネソウやマネキグサ、サンカヨウなどの高山植物が自生。しかし山小屋関係者の調査や報告では、2000年代からシカの食害や土砂の流出などにより、群生地がなくなっているケースも確認されているという。
 鳳凰三山での高山植物保護は「物資の輸送や人手の確保の点から負担が大きい」(市担当者)として市内では行われていなかったが、19年に南アルプス生態系を守るための環境省の事業を受託。市商工会や観光協会、森林組合など地元の団体で組織する協議会が山小屋関係者と話し合うなどして、優先的に保護する植物やシカの生息状況を確認し保護計画を策定した。
 侵入防止ネットの設置は計画に基づく保護活動の一環で、19~21日に市職員や山小屋関係者約20人が入山して実施する。長さ約300メートルの樹脂製ネットを分割し、標高2400メートル超に群生する植物の周辺に囲むように設置する。本来は20年に実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で延期になっていた。
 来年も継続してネットを設置し、経過観察するとしている。市産業観光課の担当者は「従来からある自然環境を維持していきたい」と話している。

【山梨日日新聞 6月1日掲載】