県は、県内の飲食店で使えるプレミアム付き食事券の販売と利用期限を、今月末から2月末に延長する。新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、購入や利用を控えている消費者が一定数いるとみて、猶予を設けることにした。
県は昨年11月10日~今月31日を利用期間として30万セットを用意。県産業政策課によると、このうち約2万セットが売れ残っている。期限を延ばすことで販売と利用を促し、「新型コロナ禍で苦境の飲食店を応援したい」(同課担当者)という。
食事券は県内の郵便局や商業施設など211カ所で販売。希望者は千円券10枚つづりの1万円分セットを8千円で購入し、県のグリーン・ゾーン認証店で使える。食事券1セットにはタクシーや運転代行の利用券(千円分)が付く。
【山梨日日新聞 1月24日掲載】