マウンテンバイク(MTB)の普及や地域の見守り活動などを行う南アルプス市の一般社団法人「南アルプス山守人」は、山間部を中心としたパトロールを始めた。
同法人は、90人を超える個人会員で構成。月3回程度、MTBで櫛形地区の山林を走るほか、自主防犯組織として地元小学校での交通安全教室などを開いている。
パトロールはメンバー4人が中心となり、山間部での事件、事故防止や不法投棄の発見などに協力する。青色防犯パトロールも始め、青色灯を付けた軽トラックで地域を巡回し、子どもと高齢者の見守り活動をする。
南アルプス署で10月下旬に防犯活動団体の委嘱式が行われ、秋山敦署長から委嘱状が手渡された。代表は「車が入れないような林道などでMTBの強みを生かし、地域防犯に貢献していきたい」と話している。
(写真)防犯活動団体としてパトロールを始めた南アルプス山守人のメンバー=南アルプス署
【山梨日日新聞 10月12日掲載】