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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

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【ふるさとニュース】

十日市の顔「絶やさない」 甲州だるま存続へ奮起 南ア商工会 職人の遺志継ぎ制作

  Photo_2 甲州だるまの灯を絶やさない-。南アルプス市商工会が、2月に南アルプス市十日市場で開かれる十日市で販売する「甲州十日市だるま」の制作を進めている。だるまは、木工製品などと並ぶ十日市の名物として親しまれてきたが、甲州だるまを長年制作してきた職人が昨年11月に亡くなり、作り手がほとんどいなくなったため、初めて独自に制作することにした。「十日市に並ぶのが県外のだるまだけでは寂しい。甲州だるまを後世につなぎたい」。関係者はだるまの顔を描く筆に、伝統を継承する思いを込める。

 昨年12月下旬、同市の若草瓦会館。普段は鬼の形相をした鬼面瓦が並ぶ制作工房の机に、赤いだるまが並んだ。同会館の永利郁乃館長は筆を手に、だるまのひげや眉などを丹念に描き込んでいた。

 同会館で作られているのは、市商工会が十日市で限定販売する「甲州十日市だるま」。長野県内の老舗だるまメーカーから、だるまの型を取り寄せ、若草瓦会館で色付けをしている。一つのだるまの顔を描き上げるのに5分以上かかるという。

 甲州十日市だるまは、群馬県の高崎だるまと同様に、眉が鶴、ひげが亀をモチーフに描かれたデザイン。従来の甲州だるまより鼻が低いなど顔つきはやや異なるが、頭に7本、胴に8本の金色の線が入っているのが特徴。「七転び八起き」の縁起を担いでいる。背には「甲州十日市」と書き入れ、県内産であることをアピールしている。

 大きさは高さ8~35センチの7種類を用意。計千個程度を制作し、2月10、11両日に開かれる十日市では若草瓦会館前で、1個500~8千円で売り出す予定だ。

 市商工会によると、県内のだるま職人は年々減少。十日市で売り出す甲州だるまは、昨年11月に亡くなった甲府市の乙黒武良夫さん(享年77)が唯一の作り手だったという。乙黒さんは生前、市商工会に「年を取ったため、例年のようにはだるまは作れない」と伝えていたといい、商工会は独自に作る準備を進めていた。

 市商工会の加賀美義正副主幹は「だるまは、伝統ある十日市の主役。来年以降も甲州十日市だるまを制作し、名物の一つとして定着させていきたい」と話している。

(写真)色付けなどの準備が進む甲州十日市だるま=南アルプス市加賀美

【山梨日日新聞 1月14日掲載】

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