南アルプス青年会議所は12日、南アルプス市櫛形総合体育館で、小学生対象の職業体験イベント「キッズタウン南アルプス」を開いた。
小学生に働くことの意義や楽しさを知ってもらおうと初めて企画。約120人の児童が消防士や大工、美容師、パティシエ、ネイルアーティストなど八つの職種の中から、希望した2職種を体験した。
消防士の講師は南アルプス市消防本部の職員が務め、子どもたちは説明を受けた後、実際に消防服を着て放水作業を体験。大明小3年の大杉友也くん(9)は「消防服がこんなに重いなんて知らなかった。消防士の仕事はかっこいいと思った」と話していた。
(写真)消防服を着て消火作業を体験する子どもたち=南アルプス市櫛形総合体育館
【山梨日日新聞社 7月14日掲載】