この場所について
「岩国の錦帯橋」「木曽の桟(かけはし)」と並んで「日本三奇橋」の一つに数えられる猿橋は長さが約31メートル、幅3.3メートルで、両岸から張り出した4層のはね木が橋を支えている。これは下を流れる桂川の谷が31メートルと深く、橋脚を立てられないことによる。橋上から谷を見下ろせば、両岸を覆うカエデやケヤキが渓谷との絶妙な景観を生み出し、橋のたもとからの構図は写真愛好家の格好の撮影ポイントとなっている。猿が体を支え合って橋を造ったのを見て架けられたという伝説をもつ「奇橋」の紅葉は一見の価値があるかもしれない。
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