北杜市長坂町富岡のオオムラサキセンターは、受験シーズンに合わせ、オオムラサキがさなぎから羽化することと「合格」をかけた「羽化る神社」を設置している。
神社は高さ、幅ともに約30センチ。本館展示室に設置していて、オオムラサキのさなぎの殻を「ご神体」として祭っている。
神社の設置は2012年から行っている恒例行事。センターによると、さなぎが糸で木の枝や葉の裏に強固に付いている様子から「落ちない」ことにもあやかっている。
昨年夏に羽化し、センターの職員が採取したさなぎの殻を入れた合格祈願のお守りもあり、1個500円で販売している。
(写真)受験シーズンに合わせて設置した「羽化る神社」
【山梨日日新聞 1月21日掲載】