芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2022年12月

【季節の便り】

十日市だるまネット販売、予約1月20日まで
南ア・祭典中止受け

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 甲府盆地に春を呼ぶ祭りとして知られる南アルプス市の「十日市祭典」の中止を受けて、祭典を主催する若草まちおこし協同組合は、インターネット上で「甲州十日市だるま」の予約販売を受け付けている。来年1月20日まで受け付け、祭りの開催予定日だった2月10、11の両日に引き渡す。
 組合によると、だるまは高さ7・5~60センチのサイズで、千~3万500円。7・5センチの0・5号サイズと15センチの1号サイズのだるまは、家内安全や学業向上、健康祈願、商売繁盛などの願い事に合わせて赤色だけでなく、青、緑、黒など8色を用意している。
 来年の干支にちなんで、ウサギが月に乗った高さ16センチの張り子「福運月兎招き卯」(5千円)も限定販売する。
 ネットでの予約販売は3年連続。希望者は市商工会のホームページから申し込み、来年2月10、11の両日に、同市加賀美の若草瓦会館で受け取る。組合担当者は「祭りは中止だが、買いたい人の声に応えるとともに、ネット販売を通じてだるまを知ってもらえたらうれしい」と話した。

(写真)ネットで予約を受け付けている甲州十日市だるま

【山梨日日新聞 12月28日掲載】

【山岳関連ニュース】

ヒカリゴケ 数十ヵ所に 甲州・大菩薩嶺

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 甲州市塩山上萩原の大菩薩嶺周辺で、薄暗い場所に生える「ヒカリゴケ」が確認され、登山者の注目を集めている。住民グループが調査し、数十カ所に点在して自生しているのを確認。環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されており、住民グループは行政と協議して保護を進め、観光資源としての活用を模索する。

 環境省によると、ヒカリゴケは標高の高い針葉樹林の洞穴や岩の間など薄暗く湿った場所に生息。レンズ状の細胞がわずかな光を反射することでエメラルド色に輝くことで知られている。
 わずかな環境の変化に弱いため、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されている。埼玉県や長野県などでは、国の天然記念物に指定されている自生地もある。山梨県内では甲府市の水晶峠のヒカリゴケが県の天然記念物となっている。
 大菩薩嶺にある山小屋「丸川荘」を手伝う只木さんによると、約30年前にヒカリゴケを観賞できる場所を発見したが、只木さんが、興味を持つ登山者らに知らせる程度だった。
 只木さんからヒカリゴケが見られることを聞いた、大菩薩嶺周辺の住民らでつくるグループ「甲州大菩薩ネルチャークラブ」(古屋代表)が約3年前から調査を開始。これまでに大菩薩嶺周辺の十数カ所でヒカリゴケを確認した。
 クラブは今後、ヒカリゴケの自生が確認された萩原山(甲州市)を管理する東京都水源管理事務所や市などと協議し、ヒカリゴケの保護や観光資源としての活用に乗り出す方針。

(写真)スマートフォンのライトを受け、エメラルド色に輝くヒカリゴケ(左)=甲州市塩山上萩原

【山梨日日新聞 12月26日掲載】

【山梨県内のニュース】

冬花火 聖夜彩る 笛吹・3000発打ち上げ

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 クリスマスイブの夜空を彩る約3千発の花火が24日、笛吹市の笛吹川河川敷で打ち上げられ、訪れた観光客らが聖夜の雰囲気を楽しんだ。
 市観光物産連盟が「Xmas(クリスマス)花火in笛吹~聖なる夜の冬花火~」と題して開催。鵜飼橋周辺を会場に午後8時から30分間、邦楽のクリスマスソングに合わせて花火が打ち上げられ、会場を照らした。
 25日のクリスマスも午後8時から約3千発の花火を打ち上げる。

(写真)冬の夜空を彩る花火。会場にはクリスマスツリーが飾られていた=笛吹市内

【山梨日日新聞 12月25日掲載】

【山梨県内のニュース】

明るい一年願って、身延で門松作り

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 身延町角打の身延竹炭企業組合で、門松作りが最盛期を迎えている。
 稲わらを巻いた台に斜めに切った竹3本を束ねて入れ、松、梅、ナンテンを添える。材料は身延町など峡南地域で採集したものを使っている。高さは約70センチから大きいものは約2メートルまである。
 片田理事長によると、今年は企業や商店、個人などから約130件の注文が入り、組合員は10月中旬から門松作りに追われている。12月25日まで続く予定で、26、27日に配達する。

(写真)門松作りに励む組合員=身延町角打

【山梨日日新聞 12月23日掲載】

【山梨県内のニュース】

南アルプス市立美術館で挿絵原画展
春仙描いた「日本乃神様」

 南アルプス市立美術館は、同市出身の画家名取春仙(1886~1960年)が挿絵・装丁を担当した絵本「古事記繪はなし 日本乃神様」の挿絵原画を紹介する「日本乃神様 挿絵原画展」を開いている。生き生きとした神様や愛らしい表情の動物たちが描かれた55点が並ぶ。
 多くの役者絵版画を残したことで知られる春仙は新聞小説の挿絵も手掛け、作家の意図と調和する挿絵として評判だったという。「古事記繪はなし 日本乃神様」は子ども向けの絵本として1911年に刊行。東京朝日新聞社の渋川玄耳が文を書き、春仙が挿絵を担当した。
 来年1月29日まで。12月26日、1月10、16、23日と、12月28日から1月4日は休館。問い合わせは同美術館、電話055(282)6600。

【山梨日日新聞 12月22日掲載】

【山岳関連ニュース】

ナラ枯れ19市町村に 地域拡大、被害量は減

 ナラ類などの広葉樹が病原菌で枯れる「ナラ枯れ」について、山梨県内で2022年度に確認された被害地域は前年度から4市町増え、19市町村に上ったことが、県などの調査で分かった。一方で、森林被害は前年度から4割減少しており、伐採や薬剤注入などの効果が出ているとみられる。
 県森林整備課によると、9月から11月にかけて国や市町村と被害状況を調査した。被害が確認されたのは甲府、富士吉田、都留、大月、笛吹、上野原、南アルプス、甲州、中央、早川、身延、南部、富士川、道志、西桂、忍野、山中湖、鳴沢、富士河口湖の19市町村。
 県内では19年に身延、南部、山中湖の3町村で初めて被害を確認。20年は12市町村、21年は15市町村に拡大した。
 ナラ枯れの樹木は葉が赤茶色に変わるため、景観が悪化。枯れて民家や道路、線路などに倒れ、事故につながることも懸念され、全国でも被害が拡大している。

【山梨日日新聞 12月17日掲載】

【山梨県内のニュース】

県旅割、1月10日再開

 県は16日、県民が宿泊施設に泊まる際の料金を割り引く「やまなしグリーン・ゾーン旅割」について、年末年始の休止を挟み、来年1月10日に再開すると発表した。国が全国旅行支援を年明け1月10日再開と決めたことを受けた対応。今月23日に予約の受け付けを始める。
 県は旅割の実施期間を12月27日宿泊分までとし、年明け以降については国の対応や新型コロナウイルスの感染状況を見極めて判断するとしていた。再開後は来年3月31日宿泊分までを対象とする。
 再開後の旅行代金の割引率は、現行の40%から20%に縮小。交通費込みパック旅行に対する支援の上限は8千円から5千円に、宿泊代のみ、日帰り旅行の場合は5千円から3千円に引き下げる。買い物などに使えるクーポンは平日は現行の3千円分から2千円分に引き下げるが、休日は千円分に据え置く。
 ワクチンの3回接種(県民が県内に宿泊する場合は2回接種)、またはPCR検査などによる陰性証明が必要となる。県内ではホテルや旅館など約千施設が対象となっている。

【山梨日日新聞 12月17日掲載】

【山梨県内のニュース】

アマゴ1500匹を釜無川に放流

 中部横断自動車道沿線の活性化を図る「南アルプス・ネイチャー王国プロジェクト推進協議会」は、市川三郷町内の釜無川で、アマゴを放流した。
 協議会と富士川漁協から約10人が参加し、6日に実施。釜無川河川敷で、トラックに積んだ水槽から専用のチューブを使い、体長15センチ前後のアマゴの幼魚約1500匹を放流した。幼魚は駿河湾に下り、来年5月ごろに成長してサツキマスとして戻ってくるという。

【山梨日日新聞 12月17日掲載】

【山梨県内のニュース】

和だこ元気届ける27点 南ア・生涯学習センター

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 和紙を使った「和だこ」作りに取り組む南アルプス市の渡辺さん=山寺=と松田さん=荊沢=の作品展が、同市寺部の市若草生涯学習センターで開かれている。

 さまざまな形や大きさの和だこ27点を展示。武田信玄と上杉謙信の一騎打ちを描いた縦1・5メートル、横1メートルの巨大なたこ、卓球の平野美宇選手や人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターを描いた作品、松田さんが孫の誕生を記念して制作した新潟の「六角巻凧」などが並んでいる。
 渡辺さんは愛好家でつくる「風林火山凧の会」代表で、30年以上、和だこ作りに取り組んでいる。松田さんは4年前、同センターで開かれていた渡辺さんの作品展を見たことをきっかけに、渡辺さんから指導を受けながら、和だこを作っている。
 展示は12月27日まで。

(写真)展示されている和だこ=南アルプス市若草生涯学習センター

【山梨日日新聞 12月17日掲載】

【山梨県内のニュース】

横断道、開通効果を総括 甲府シンポ

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 県は15日、甲府・県立図書館で、中部横断自動車道山梨-静岡間の開通を記念したシンポジウムを開いた。開通後の産業面などの変化を総括したほか、未開通の長坂-長野・八千穂間が整備された場合の効果を見通した。
 山梨経済同友会や市民グループの各代表者、大学教授らが登壇し、意見交換。開通区間の沿線では化粧品工場や物流センターなど「企業進出の動きが活発化している」と評価する声が上がった。南アルプス市に米系量販店大手「コストコ」が出店する計画を巡っては周辺道路の渋滞対策を課題とした。
 長坂-長野・八千穂間が開通した場合は、長野県を経由し、北陸や北関東エリアにまで農産物の出荷先が広がるとの見方も示された。
 シンポジウムはオンラインでの視聴を含め約100人が参加。これまでにテーマを変えて3回開き、今回が最終回だった。

(写真)中部横断自動車道の開通効果などを考えたシンポジウム=甲府・県立図書館

【山梨日日新聞 12月16日掲載】