甲斐、甲府両市の住民有志でつくる「御嶽古道アクティビティ実行委員会」は23日、甲斐市と甲府市にまたがる「御嶽古道」で、トレイルランニングとトレッキングを楽しむイベントを開いた。
コースは甲斐市吉沢の常説寺を出発し、甲府市御岳町の金桜神社までの「トレッキングの部」(10キロ)と常説寺まで戻る「トレイルランニングの部」(20キロ)の2種類。参加者はガイドによる史跡や歴史の解説に耳を傾けながら木々の中を歩いた。市内外から約50人が参加した。
御嶽古道は金峰山への信仰の道として知られ、日本遺産・昇仙峡の構成資産の一つ。イベントは御嶽古道の歴史や魅力を広く発信しようと企画された。
(写真)御嶽古道を歩く参加者=甲斐市吉沢
【山梨日日新聞 11月24日掲載】