今年4月に県から北杜市に無償譲渡された同市小淵沢町の八ケ岳スケートセンターが20日、今季の営業を始めた。市内外の小中高校生らを対象にしたスケート教室が行われた。
市に無償譲渡されてから初の営業となり、オープニングセレモニーでテープカットを実施。上村英司市長は「県や市のスケート文化振興のため、しっかりと運営し愛されるよう努めたい」とあいさつした。
スケート教室には北杜市と長野県富士見町、原村の小中高校生約50人が参加した。冬季五輪日本代表のコーチを務めた信州大教育学部の結城匡啓教授が講師を務め、参加者に速く滑るこつと練習方法を指導。参加者はリンク内で氷の感触を確かめながら、フォームの確認やスタートダッシュの姿勢練習をした。
センターの今季の営業期間は来年2月11日まで。
(写真)リンク上で氷の感触を確かめるスケート教室の参加者=北杜市小淵沢町
【山梨日日新聞 11月21日掲載】