南アルプス国立公園の雄大な自然を写した写真展(環境省南アルプス自然保護官事務所主催)が31日まで、早川町奈良田の古民家を再現した施設「山城屋」で開かれている。公園内に生息する動植物などを紹介している。
環境省のアクティブ・レンジャー(自然保護官補佐)である本堂舞華さんが日々の業務の中で撮影した16点を展示。山頂は冠雪、中腹は紅葉している北岳や冬晴れの空と白峰三山を写した作品などが並ぶ。ライチョウや北岳の山頂付近でしか見ることのできないキタダケソウなど公園内の動植物を紹介したコーナーも設置した。
(写真)南アルプス国立公園内の大自然を写した写真展=早川町奈良田
【山梨日日新聞 10月29日掲載】