芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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https://sannichi.lekumo.biz/ashiyasu/

2020年1月

【山岳館便り】

意外と楽しい?!バードウォッチング

今年は例年に比べ暖かい日が多く、県外では冬眠から覚めた熊がいたとのニュースを耳にしました。今年は、もしかすると春と勘違いして早々目覚める動物が多いかもしれませんね。

山岳館の周りでは、1月4日にカモシカに遭遇しましたが、それ以外に見かける動物といったら鳥くらいでしょうか。木の葉が落ち、山の中がとても見やすくなっていることもあって、この季節は鳥の観察にピッタリ。

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シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、コゲラ、ヤマガラ=写真上、ルリビタキ=写真下、カケス、クマタカ・・・

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芦安市営駐車場の山側に車を止めて、車の中から鳥の観察をしてみてはいかがでしょうか。
暖かい服装をして山の中を散策しながら鳥を探すのも楽しいですね。
肉眼では見えにくい色や柄も、双眼鏡があるとよく見えます。
運が良ければ、他の動物にも会えるかもしれません。

*** さあバードウォッチングを始めよう ***

まずは、準備。
あらかじめ双眼鏡の視度を合わせておきましょう。
よ~く耳を澄まして鳥の声や動く音をキャッチ。
音の方を向き、一点に集中せず全体を見ます。
そうすることで、鳥の動きに気づきやすくなります。
鳥を見つけたら、顔を動かさず双眼鏡を当てましょう。
双眼鏡を当てたまま顔を動かすと、鳥がどこにいたのか分からなくなってしまうことがあります。

コツを押さえて、みなさんもバードウォッチングを楽しんでくださいね!

[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳館便り】

芦安で写真展 レンジャー大自然活写
南アルプス国立公園でのショットも

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 関東地方の国立公園などで活動する環境省のアクティブ・レンジャーが撮影した写真の作品展(環境省関東地方環境事務所主催)が、南アルプス市芦安芦倉の市芦安窓口サービスセンターで開かれている。昨夏に広河原で展示した作品28点に、南アルプス国立公園内の写真8枚を追加。生き生きとした動植物や美しい風景の写真が並び、来庁者を楽しませている。

 管内の国立公園や国指定鳥獣保護区で働くレンジャー20人が、パトロール中に撮影したA3サイズの写真を展示。南アルプス自然保護官事務所のレンジャー本堂舞華さんは、昨夏に出品した観音岳と荒川岳に、栗沢山からの甲斐駒ケ岳や北岳のキタダケソウなどを追加した。
 また、撮影した場所を示すマップのほか、キタダケソウやライチョウを紹介するパネルなどを、地域おこし協力隊員や集落支援員の協力で作成して展示。シカの食害やレンジャーの活動について紹介するコーナーもある。
 本堂さんは「広河原は登山客や観光客が中心だったが、ここでは地元の皆さんに見てもらえる。窓口や郵便局を利用する際に、足を止めて眺めてほしい」と呼び掛けている。展示は31日まで(土日は閉庁)。

(写真)展示写真を紹介するアクティブ・レンジャーの本堂舞華さん=南アルプス市芦安窓口サービスセンター

【山梨日日新聞 1月22日掲載】

【山岳館便り】

アマゴ復活へ稚魚放流 芦安中生徒ら卵から飼育

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 南アルプス市芦安地区の住民有志と芦安中生徒は9日、御勅使川にアマゴの稚魚を放流した。地元の川にアマゴを復活させる取り組みの一環として、学校敷地内の池で卵からふ化させて育てていた。
 放流は今年が2回目。生徒18人と住民らが参加した。忍沢養殖場(富士川町)の秋山冨一社長が、アマゴが川を下って成長し、サツキマスとなって戻るなどの特徴を説明。校内の池に設置した飼育用の木箱から体長2センチ程度に成長した稚魚を出し、学校近くの御勅使川で紙コップに移してから放した。
 2年生は「放流した稚魚が大きく成長して戻り、また再会できればうれしい」と感想を話した。参加した地元の温泉旅館「白雲荘」店主は「生徒には放流を通して魚のことを知り、川をきれいにする意識を持ってほしい」と話していた。
 活動は中部横断自動車道沿線の活性化を図る「南アルプス・ネイチャー王国プロジェクト推進協議会」のサツキマス遡上調査部会(青木茂部会長)の取り組みと連携。芦安地区では2年前から住民が活動を始め、今回は昨年11月から芦安中を含む計5カ所で1万粒の卵をふ化、飼育していて、今後も随時稚魚を放流する。

(写真)御勅使川にアマゴを放流する芦安中の生徒=南アルプス市芦安地区

【山梨日日新聞 1月16日掲載】

【山岳館便り】

南アルプスユネスコエコパーク登録5周年記念イベント

 「南アルプスユネスコエコパーク登録5周年」を記念して、各地域の自然環境活動や取り組みについての発表や、南アルプスユネスコエコパークについて学べるイベントが行われます。
 南アルプスエリアの魅力に触れ、知っていただくきっかっけになればと思います。
 参加費無料のイベントとなりますので、お申込みの上、ぜひご参加ください。

 

登録5周年記念コンサート&取り組み発表会 

日 時]令和2年1月18日(土)
   開場13時~/開演13時30分~(17時終了予定)
会 場]東京エレクトロン韮崎文化ホール 小ホール
   (山梨県韮崎市藤井町坂井205)
参加費]無料(定員280名)

450p1   ↑ パンフレットをダウンロード(PDF形式) ↑

 

南アルプス学講座 

コーディネーター:花岡利幸(山梨大学名誉教授、専門は観光まちづくり)

【第1回】『南アルプスユネスコエコパークの大地を訪ねてみよう!』

日 時]令和2年1月25日(土)
    開場9時~/開始9時30分~(終了11時30分)
会 場]南アルプス市地域防災交流センター
   (山梨県南アルプス市十五所1014)
講 師]輿水達司(山梨県立大学特任教授)×萬德昌昭(富士川砂防事務所長)
参加費]無料(定員70名)

 

【第2回】『ニホンジカから学ぶユネスコエコパークの価値』

日 時]令和2年2月22日(土)
   開場13時~/開始13時30分~(終了15時30分)
会 場]甲斐駒センターせせらぎ(山梨県北杜市武川町牧原1243)
講 師]長池卓男(山梨県森林総合研究所研究員)×大西信正(南アルプス生態邑所長)
参加費]無料(定員70名)

450p2_2  ↑ パンフレットをダウンロード(PDF形式) ↑

 

お申し込み・問い合わせ
南アルプス市役所ユネスコエコパーク推進室 電話:055-282-7261

[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳館便り】

健康と幸せ小正月に祈り 西南湖の獅子舞

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 県内では12~14日に多くの小正月行事が行われ、子どもからお年寄りまで大勢の地域住民が集い、伝統行事を通して1年の「幸」を祈った。

 南アルプス市西南湖の小正月行事で市無形民俗文化財「西南湖の獅子舞」が12日披露され、出産、新築などの祝い事があった家庭や道祖神を回って厄払いの獅子舞を奉納した=写真。重要文化財・安藤家住宅では、女性の着物を着た女獅子と男役の舞手が、「三段舞」など4演目を披露した。

【山梨日日新聞 1月15日掲載】

【山岳館便り】

新年あけましておめでとうございます

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八本歯のコル横より日の出

 昨年中は、「山岳館メール」に加えホームページやFacebookをご覧いただきありがとうございました。

それをきっかけに山岳館まで足を運んでくださった方がいたこと、大変嬉しく思っています。

 今年も、南アルプスの山々の状況に加え、山岳館や周辺の情報を発信していきたいと思います。

南アルプスへの登山や、観光の参考にしていただければ幸いです。

 なお、令和2年3月10日(火)まで、企画展「KIKIフォトエッセイ展 – 日常は麓に置いて -」を開催しております。

ぜひご覧ください。普段とは違った山の見方に出会えるかもしれませんよ。

[南アルプス市芦安山岳館]
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