芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2019年10月

【山岳館便り】

甲斐犬177頭を審査

南ア「発祥の地」で展覧会

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 南アルプス市芦安地区が発祥とされる甲斐犬をPRするイベント「甲斐犬フェスティバル2019」(市主催、市商工会、市観光協会共催)が27日、市櫛形総合公園西側エリアで開かれた。

 天然記念物指定甲斐犬愛護会本部が主催する展覧会が、150回を記念して初めて同市内で開かれるのに合わせたイベント。展覧会には177頭が出場し、過去に上位入賞経験がある「総合優良犬」をはじめ、性別や年齢ごとの7部門で審査した。

 会場には市内の団体や店舗による農産物や加工品、薫製などの販売ブースが設けられ、来場者でにぎわった。市が製作したオリジナルの甲斐犬タオルは買い求める人の長い列ができた。

 【写真】大勢のギャラリーが見つめる中で行われた甲斐犬展覧会=南アルプス市櫛形総合公園西側エリア

【山梨日日新聞 10月28日掲載】

[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳館便り】

南ア市芦安地区発祥をPR

甲斐犬グッズ製作

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 南アルプス市は、国天然記念物の「甲斐犬」が同市芦安地区の発祥であることをPRするグッズを製作した。タオルとうちわの2種類で、27日に市内で開かれる「甲斐犬フェスティバル」で販売するなどして、市が「甲斐犬の里」であることを広く発信する。

 タオルは長さ約110センチ、幅約20センチのマフラータオルサイズ。甲斐犬の姿と足跡をあしらい、天然記念物に指定された年を示す「Since 1934」や「甲斐犬の里」などの文字を入れている。

 市観光商工課の小倉亜美さんがデザインした。黒とゴールドの2色があり、フェスタ会場の市観光協会のブースで1枚500円で販売する。

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 うちわは紙製で、直径20センチの円形。表面に甲斐犬の顔がデザインされ、鼻の部分に開けられた穴に指を入れると、うちわとして使える。

 裏面では、サッカーJ2ヴァンフォーレ甲府のヴァンくん、県の武田菱丸、甲斐市のやはたいぬが、いずれも甲斐犬モチーフのキャラクターであることを紹介している。会場で千枚を無料配布する。

 甲斐犬フェスティバルは27日に市櫛形総合公園西側エリアで開かれ、甲斐犬愛護会本部による展覧会のほか、市内の特産品の販売ブースなどが設けられる。問い合わせは市観光商工課、電話055(282)6294。

 【写真上】「甲斐犬の里」をPRするために作ったタオル=南アルプス市役所

 【写真下】「甲斐犬の里」をPRするうちわ

【山梨日日新聞 10月26日掲載】

[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳館便り】

伊奈ケ湖でライブやスラックライン体験 11月2日、紅葉祭

 南アルプス市は11月2日、同市上市之瀬のエコパ伊奈ケ湖で「紅葉祭」を開く。伊奈ケ湖周辺で見頃となる紅葉の中、さまざまなイベントが楽しめる。
 3回に分かれた「お楽しみライブ」では、金川の森ブラスクインテットや山梨トロンボーン倶楽部などが演奏を披露。シンガー・ソングライターの伸太郎さんのライブやアンパンマンショーもある。
 北伊奈ケ湖では帯状の長いベルトの上に乗るスラックライン体験、南伊奈ケ湖ではカヌー教室、ロッジ前では鳥の鳴き声に似た音が出せるバードコールなどを作るクラフト教室がそれぞれ開かれる。
 会場に駐車場がほとんどないため、市役所職員駐車場からシャトルバスを運行する。始発は午前9時。問い合わせは市観光商工課、電話055(282)6294。

【山梨日日新聞 10月22日掲載】

【山岳館便り】

甲斐犬、発祥の地PR 南アルプス市で27日催し

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 南アルプス市は27日、同市芦安地区が発祥の地とされる天然記念物・甲斐犬をテーマにした「甲斐犬フェスティバル2019」を、市櫛形総合公園で開く。これまで韮崎市を会場にしていた「甲斐犬展覧会」が南アルプス市内で開かれるのを機にイベント化。「甲斐犬の里」である南アルプス市を広くPRし、愛犬家が一日楽しめる場とする。

 甲斐犬は1931年に旧芦安村で確認された日本犬の犬種で、34年に国の天然記念物に指定。黒や茶色が交ざった虎毛が特徴で、精悍な姿から県内外に愛好家が多い。甲斐犬愛護会本部(横森照雄会長)が春と秋に、韮崎市内で展覧会を開いてきた。
 展覧会が秋に150回を迎えることから、愛護会が南アルプス市に、甲斐犬の古里である市内での開催を要望。市が展覧会に合わせたイベントを企画した。市商工会と市観光協会も共催する。
 展覧会は午前9時から、全国から集まった約150匹の甲斐犬が、7部門で体形や毛並みなどを競う。会場では、ほたるみ館(平岡)が農産物や弁当、山ん中の駅あしやす(芦安芦倉)が犬形クッキーやコーヒー、燻製屋「響」(下今諏訪)が薫製などの店を出す。
 飲食のキッチンカーが並ぶほか、甲斐犬タオルなどの販売もある。また甲斐犬をモチーフにしたキャラクターの「武田菱丸」(山梨県)と「やはたいぬ」(甲斐市)が会場を盛り上げる。午後3時まで。
 甲斐犬愛護会は「発祥の地での開催で、甲斐犬を広く知ってもらう機会になればうれしい」、市観光商工課は「県内外から訪れる愛好家に市の特産品をPRし、再び訪れてもらえるように呼び掛けたい」と話している。

(写真)韮崎市内で開かれた甲斐犬展覧会(4月)

【山梨日日新聞 10月18日掲載】

【山岳館便り】

山小屋営業情報

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薬師岳より富士山と紅葉 2019年10月9日

 山の紅葉も進んできています。北岳山頂では、最低気温は5度以下、日中でも15度以下となり、山の上はもう冬のようですね。登山をされる方は、防寒対策をしっかりとし、風や雨から身を守る工夫をした上で、登山をお楽しみ下さい。
 ただし、山小屋の中には、すでに営業が終わっている小屋もありますので、ご注意ください。

 今シーズンの営業につきましては下記の通りです。

・熊ノ平小屋・・・営業終了。現在、冬期小屋開放中。トイレは閉鎖。
・農取小屋、大門沢小屋・・・10月14日宿泊まで営業。
・両俣小屋・・・10月30日宿泊まで営業。
・白根御池小屋、長衛小屋・・・10月31日宿泊まで食事付宿泊可能。11月1日~3日は食事無し宿泊可能。
・肩の小屋・・・11月2日宿泊まで営業。
・広河原山荘、北岳山荘・・・11月3日宿泊まで営業。

※気象条件等で変動の可能性もありますので、事前に各小屋へお問い合わせください。

【お知らせ】
 11月20日(水)は、県民の日。
今年は、休館日を変更し、11月20日は開館します(翌日21日(木)は休館)。更に、当日は入館料無料とさせていただきます。
この機会にぜひいらしてください。

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薬師岳霜柱 2019年10月10日

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高嶺より北岳方面 2019年10月10日

[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳館便り】

北岳 紅葉が始まっています

朝晩は、涼しくなってきましたね。山岳館の周りでも紅葉している木がちらほら。特に金山沢温泉周辺は、きれいに色づいています。

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山の紅葉はというと・・・

北岳では、3000メートル付近が紅葉のピークを迎えているようです。
夜叉神峠に設置されているライブカメラの映像を見ると、カメラ付近の木が色づいてきたことが見て取れます。
この映像には、後方に白根三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)も映っているんですよ。

北岳は、例年10月半ばには降雪があります。
最近は最低気温が5度を下回る日が多くなってきているようです。
山へ紅葉を見に行かれる方は、十分な装備と計画をしてくださいね。

【写真左】中白根峰から北岳(9月26日撮影)

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北岳2950メートル地点の紅葉(9月26日撮影)

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北岳山荘近くのナナカマド(9月27日撮影)

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中白根峰までの稜線より仙丈ヶ岳 (9月26日撮影)

南アルプスNETでは、夜叉神峠のライブ映像を見ることができます。
紅葉の様子も分かるので、要チェック。
夜叉神峠までは、夜叉神登山口から片道徒歩1時間くらいです。
山岳館には、手書きの「夜叉神峠登山マップ」をご用意しております。
プチ情報が満載の地図を持って、秋の山をお楽しみください。

[南アルプス市芦安山岳館]
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