芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2018年12月

【山岳館便り】

エコパークの自然、カレンダーで紹介

南アルプス市が作製

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 南アルプス市は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録された南アルプスのカレンダーを作った。2019年6月に登録5周年を迎えることを記念して作製。動植物などを写真で紹介している。

 カレンダーには北岳から望む朝焼けの富士山、櫛形山のアヤメ、甲斐駒ケ岳のライチョウなどの写真を添えてエコパークの魅力を伝えている。写真は市ユネスコエコパーク推進室の広瀬和弘室長が撮影した。

 エコパークの理念や登録エリアの地図も掲載。2万1千部作り、市内の全戸に配布した。広瀬さんは「南アルプスの貴重な自然環境をあらためて見つめてほしい」と話している。

 【写真】南アルプスの山や動植物を写真で紹介しているカレンダー

【山梨日日新聞 12月30日掲載】

【山岳館便り】

富士信仰「最古級の像」公開 南ア・江原浅間神社が元日

 南アルプス市江原の江原浅間神社は来年1月1日、富士山信仰に関わる最古級の神像とされる同神社のご神体「浅間神像」を特別公開する。同神社での公開は2013年以来2回目。拝殿の改修工事完了を記念して実施する。

 神像は高さ40・5センチ。背中合わせに三方を向く女性像が中央の如来像を囲んでいる。平安時代(11世紀中ごろ)の制作と推定され、富士山信仰に関連する最古級の神像とされる。

 信仰の対象として通常は本殿に安置され、原則非公開となっている。市教委文化財課によると、同神社で2013年に2時間限定で公開したほか、同年の重要文化財指定に先立つ東京国立博物館での展示会、15年の県立博物館と静岡県立美術館による合同特別展でのみ公開されているという。

 拝殿の改修工事完了を受け、初詣で多くの参拝客が予想される1月1日に時間を限定して公開することにした。今後、一般公開の予定はないといい、氏子筆頭総代の矢崎実さん(77)は「公開によって地域のさらなる発展を祈りたい」と話している。

 公開は1日午前0~2時と午前7時~午後2時。申し込み不要。

【山梨日日新聞 12月27日掲載】

【山岳館便り】

年末年始山小屋情報

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北沢峠より-左は甲斐駒ケ岳

 南アルプスの山々、年末年始に登山される方がいると思います。山小屋営業についてお知らせします。

『年末年始営業の山小屋』
 ・長衛小屋  12月29日(土)~1月5日(日) (素泊まりのみ)
 ・鳳凰小屋  12月29日(土)~1月2日(水)
 ・南御室小屋 12月29日(土)~1月3日(木)
 ・薬師岳小屋 12月29日(土)~1月3日(木)
 ・北沢峠こもれび山荘 12月25日(火)~1月10日(木)
 ・甲斐駒ケ岳七丈小屋 通年営業
 ・池山御池小屋 常時開設(無人)

*要予約。各山小屋に直接連絡して、詳しい内容をご確認ください。

『冬季避難小屋として一部開放の山小屋』
 ・北岳山荘 ・北岳肩の小屋 ・白根御池小屋 ・広河原山荘
 ・南御室小屋
 ・薬師岳小屋 ・熊ノ平小屋 ・仙丈小屋 ・早川尾根小屋 ・薮沢小屋

 *「北岳肩の小屋」利用時は要連絡。
 *その他、上記以外の小屋は直接小屋にご確認ください。 

登山計画をしっかりたて、細心の注意をはらい厳冬期ならではの山を楽しんでください。

 芦安山岳館 年末年始休館日
 平成30年12月29日(土)~ 平成31年1月3日(木) 

 平成31年3月12日(火)まで 企画展「南アルプス 白籏史朗の世界と白い峰 写真展」を開催しています。是非お越しください。

[南アルプス芦安山岳館]
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【山岳館便り】

南アルプス市立美術館 シンボルマーク制作

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 南アルプス市立美術館は美術館のシンボルマークを作った。版画家でグラフィックデザイナーの遠藤享さん=甲府市出身=が美術館の発展を願い制作した。

 来年1月12日の美術館リニューアルオープンを記念して遠藤さんに制作を依頼した。マークはシンプルな形だけで成り立っていて、点在する小さな三角形で南アルプスの山々や裾野に広がる森を表現。三角形、四角形、円形への変化は創造への飛躍を意味しているという。

 遠藤さんは美術館を通じて「子どもたちにはつくることの喜びを伝え、さらに親しみと活気のある場になることを願いながらデザインした」とコメント。デザインの意図については「これからの美術館、その役割と発展の願いを視覚化すること」と説明している。

 マークは美術館のパンフレットやポスターなどで使う予定という。

(写真)南アルプス市立美術館のシンボルマーク

【山梨日日新聞 12月14日掲載】