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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2018年6月

【山岳館便り】

いよいよ南アルプス山開き!

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 6月23日(土)「2018 南アルプス開山祭」が広河原インフォメーションセンターにて行われました。山岳関係者、山岳愛好者、登山者が大勢参加しました。式典のクライマックスでは百年前のいでたちの案内人による「蔓(つる)払い」が行われました。山々の神に開山の祈願を申し述べた後、振り下ろされる斧が束ねた蔓を切り開きます。従者により払われた蔓の門を参加者や登山者が通り抜けました。
 先駆者の偉業に感謝し、今年も登山の安全を願いました。
 今年も大勢の登山者に南アルプスの山々を楽しんでもらいたいです。
 
「蔓を切り払う」 開山・案内人の使命感を表現し、切った蔓の飛び跳ねる動きにより悪霊への威嚇、排除、山の清めを意味します。

 

北岳登山教室 受付締切間近
 
 NPO法人芦安ファンクラブ・南アルプス芦安山岳館主催の登山教室北岳コースの申込受付をしています。7月11日(水)から2日コースと3日コースがあります。北岳お花畑めぐりしませんか。
 申込締切が7月6日(金)となりました。まだ若干人数に余裕があります。この機会に北岳登山してみませんか。お申込みお待ちしています。
 
お申し込み]NPO芦安ファンクラブHP 詳しくは、こちらから
 
お問い合せ
南アルプス芦安山岳館 TEL 055-288-2125

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【山岳館便り】

蔓払い 南アルプス夏山開幕

地元関係者ら安全登山を祈願

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 南アルプス市と南アルプス署、市観光協会は23日、同市芦安芦倉の広河原で開山祭を開いた。「蔓払い」の儀式で登山者の安全を祈り、北岳など3千メートル級の山々が連なる南アルプスの夏山シーズンの幕開けを告げた。

 関係者や登山者約150人が集まった。金丸一元市長は「南アルプスの自然を堪能してほしい」とあいさつ。蔓払いの儀式では、矢崎俊秀市議が山の案内役の姿になり、木を組んで作った「門」をふさぐように張られた蔓約30本をおので切り開いた。出席者らは安全登山を祈願しながら門をくぐり抜けた。

 会場では芦安中の生徒による「北岳の歌」の合唱や夜叉神太鼓の演奏が披露された。手打ちそばや南アルプス市特産のサクランボも振る舞われた。

 この日の午前は時折雨が降るあいにくの天気で、登山者は例年に比べて少なかった。1泊2日の日程で北岳を目指すという長野市の男性は「キタダケソウを見るのが楽しみ」と話し、広河原を出発した。

 一方、南アルプス署は野呂川広河原インフォメーションセンター内に広河原臨時警備派出所を開所。8月下旬まで、週末を中心に署員が常駐して、登山者に登山計画書の提出を求め、事故防止を呼び掛ける。

 【写真】組み上げた蔓をおので切り開いた「蔓払い」=南アルプス市芦安芦倉

【山梨日日新聞 6月24日掲載】

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【山岳館便り】

芦安ファンクラブにJTが助成金を交付

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 日本たばこ産業(JT)は22日、ベルクラシック甲府で、本年度の「JT NPO助成事業」の県内対象団体であるNPO法人「芦安ファンクラブ」(南アルプス市、清水准一会長)への助成金交付式を行った。

 助成金は、地域コミュニティーの再生や活性化に取り組むNPO法人が対象。交付式では、山梨支店の大野和則支店長が清水会長=写真左=に150万円の助成金交付書を手渡した。

 交付式に先立ち、昨年度助成を受けた「虹の谷」(甲府市、早川利喜理事長)による、活動成果発表会もあった。

【山梨日日新聞 6月23日掲載】

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【山岳館便り】

南アルプスの四季伝える

南アで白簱さんと「白い峰」写真展 雄大な自然45点紹介

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 大月市出身の山岳写真家、白簱史朗さん(85)の写真などを展示した「南アルプス 白簱史朗の世界と『白い峰』写真展」(南アルプス市主催、山梨日日新聞社、山梨放送共催)が16日、南アルプス芦安山岳館で始まった。四季折々の風景を写した45点を展示。雄大な南アルプスの山々の魅力を伝えている。

 南アルプス市制施行15周年と南アルプスユネスコエコパーク登録4周年を記念して開催。高山植物が写る「中白峰の夏、間ノ岳近し」をはじめとして、南アルプスで写した作品18点が出展されている。

 会場には、白簱さんが会長を務める山岳写真の会「白い峰」の会員の作品27点も展示。昨年9月に亡くなった芦安山岳館初代館長の塩沢久仙さんを追悼したコーナーも設けられている。

 16日はオープニングセレモニーが開かれ、参加者約80人が企画展の開幕を祝った。白簱さんは「日本を代表する南アルプスは私の命そのもの。愛情を持って長年足を運んできた。雄大な山々の魅力を感じてほしい」と話している。

 会期は来年3月12日まで。入館料は中学生以上500円、小学生は250円。午前9時~午後5時。水曜休館(7月16日~8月31日は無休)。問い合わせは同山岳館、電話055(288)2125。

 【写真】白簱史朗さんが撮影した山岳写真などに見入る来場者=南アルプス芦安山岳館

【山梨日日新聞 6月17日掲載】

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【山岳館便り】

南アルプス 悠久の自然

白簱史朗さんと「白い峰」写真展 きょうから芦安山岳館

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 四季折々の南アルプスの写真が並ぶ「南アルプス 白簱史朗の世界と『白い峰』写真展」(南アルプス市主催、山梨日日新聞社、山梨放送共催)が16日から、南アルプス芦安山岳館で開かれる。大月市出身の山岳写真家、白簱史朗さん(85)の作品18点を展示する。

 南アルプス市制施行15周年、南アルプスユネスコエコパーク登録4周年を記念。エコパーク核心地域の原生的な自然環境の魅力に触れる機会として企画された。

 白簱さんは、愛らしい高山植物が写る「中白峰の夏、間ノ岳近し」、赤々と燃える山肌の重量感に目を奪われる「新雪色づく朝の赤石岳-千枚岳から」などを出展。南アルプスから撮影した富士の写真も並ぶ。

 このほか、白簱さんが会長を務める山岳写真の会「白い峰」の会員の作品27点を展示。昨年9月、南アルプスのトレッキングツアーのガイド中に倒れて亡くなった芦安山岳館の初代館長、塩沢久仙さんの追悼コーナーも設ける。

 会期は来年3月12日まで。入館料は大人(中学生以上)500円、小学生は250円。午前9時~午後5時。水曜休館(7月16日~8月31日は無休)。問い合わせは山岳館、電話055(288)2125。

 【写真】会場には白簱史朗さんが会長を務める山岳写真の会「白い峰」会員の作品も並ぶ=南アルプス芦安山岳館

圧倒的な存在感、伝えたい 白簱史朗さん

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 白簱史朗さんにとって南アルプスは山岳写真家としての出発点とも呼べる存在で、今回の写真展への思い入れは強い。「作品を通して南アルプスの魅力を伝えたい」と話している。

 白簱さんが南アルプスの魅力に取りつかれたのはまだ10代の頃。「その大きさ、高さに一瞬で心を捉えられてしまった」と振り返る。「毎回新たな発見がある」と言うように半世紀以上にわたり数え切れないほど足を運んできた。師事した写真家、岡田紅陽と共に登った思い出もあるという。

 国内外で山岳写真の撮影を続けてきたが「帰ってきてもすぐにまた行きたくなってしまう」と、南アルプスが特別な存在であることには変わりがない。北岳や間ノ岳、農鳥岳、鳳凰三山、赤石岳…。それぞれに魅力があり「どれも好きで一番は選べない」と笑う。

 写真展では自ら撮影した作品18点が並ぶ。伝えたいのは南アルプスの圧倒的な存在感だ。北アルプスを「派手」、南アルプスを「地味」と表現した上で「南アルプスは地味だけれど、かめばかむほど味わい深い。展示している作品が実際に南アルプスに足を運ぶきっかけになればうれしい」と話している。

 しらはた・しろうさん 1933年、大月市生まれ。51年に写真の道に入る。58年にフリーとなり、62年には山岳写真家として独立を宣言する。以後、アフガニスタン、インド、パキスタン、カナダ、ヨーロッパなど、海外でも撮影。75年に山岳写真の会「白い峰」を結成し、山岳写真の普及啓発にも力を尽くしている。静岡県三島市在住。

 【写真】「南アルプスの圧倒的な存在感を感じてほしい」と話す白簱史朗さん=南アルプス芦安山岳館

【山梨日日新聞 6月16日掲載】

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【山岳館便り】

南アルプス開山近し!!

 梅雨入りしてから雨の日は寒く、間の晴れ日は真夏のように暑くなります。今年もいよいよ南アルプスは山開きが近くなりました。
 林道開通は6月22日(金)、この日から登山バス・タクシーの運行も開始します。
 南アルプス開山祭は6月23日(土)、広河原インフォメーションセンターにて行なわれます。
 今か今かと待ち望んで登山計画をたてている登山者も多いことでしょう。
 各山小屋スタッフも小屋開けの準備に余念がありません。いよいよ山小屋の営業もスタートします。
 
 
南アルプス芦安山岳館企画展オープン

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 平成30年度企画展が6月16日(土)より開催します。
『南アルプス 白簱史朗の世界と「白い峰」写真展』です。
 詳しくは、こちらをご覧ください。

 皆さまのご来館お待ちしています。

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【山岳館便り】

芦安山岳館 平成30年度企画展 始まる!!

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 今年度企画展は「南アルプス-白簱史朗の世界と白い峰の会写真展」を6月16日(土)より開催します。

 核心地域の原生的な自然環境、重量感のある南アルプスの山々の魅力を見出し、白簱史朗氏が山岳写真家として生きる出発点ともなり、氏が生涯のテーマにした南アルプスの作品を展示します。また、白簱氏が会長を務める白い峰の会会員の作品を併せて展示し、神々しくも包容力のある南アルプスに惹かれていった数々の作品を紹介します。
 
会 場:南アルプス芦安山岳館 山梨県南アルプス市芦安芦倉1570
期 間:平成30年6月16日(土) ~ 平成31年3月12日(火)
時 間:午前9時~午後5時まで
入館料:大人(中学生以上)500円 小人(小学生)250円
休館日:毎水曜日(7/16~8/31まで無休)
 
 迫力があり、そして美しい南アルプスの写真をぜひ見にいらしてください。
 お待ちしています。

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