芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山梨県内のニュース】

「日本遺産」に山梨の2件認定

■峡東3市葡萄畑の風景
■山梨、長野高地の縄文世界
 
 文化庁は24日、地域の有形、無形文化財をテーマでまとめて魅力を発信する「日本遺産」について、山梨、笛吹、甲州3市の「葡萄畑が織りなす風景」、北杜など山梨県の6市と長野県にまたがる「星降る中部高地の縄文世界」などを新たに認定した。山梨県で認定されたのは初めて。
 
 「葡萄畑-」は奈良時代から始まったと伝えられるブドウ栽培が水田や桑畑だった風景を変え、ブドウ畑で育まれたワインが地域に根付き溶け込んでいるとの内容。ブドウ畑やワイナリー、栽培を支えた治水施設など23の構成文化財からなる。

 審査委員会では「ブドウとワイン、日本人の関係を考える面白い素材。ブドウとともに育ってきた地域の景観、暮らし、文化が魅力的なストーリーとして組み立てられている」と評価された。

 「星降る-」は、縄文時代に八ケ岳を中心とした中部高地の鉱山から掘り出された黒曜石が麓のムラに広まり、遺跡や出土品から縄文人の繁栄、豊かな芸術性を身近に感じることができるという内容になっている。

 構成文化財は山梨が22、長野が45件の計67件。審査委員会は「日本全国に広がる縄文文化のうち、日本最古の黒曜石産地を取り上げ、山麓の縄文集落と結び付け、魅力的なストーリーにしている。黒曜石や土偶の芸術性への着目も面白い」とした。

 いずれも2度目の申請。「葡萄畑-」は昨年、ブドウ畑が広がる景観の中にワイナリーが点在する内容にしたが、「見どころが分かりづらかった」(県教委学術文化財課)。ブドウ畑の景観にテーマを絞り込み、ワインに関する文化財を選び直した。「星降る-」は申請の代表を長野に変更。黒曜石を中心にした内容に修正した。一方、甲州市が茨城県牛久市と申請していた「日本ワインの歴史ロマン香る風景」は落選した。

 日本遺産は、地域の魅力を国内外に分かりやすく伝え、観光振興につなげるのが狙い。本年度は76件の申請があり、13道県の13件が認定された。これで43道府県の67件となった。認定を受けた地域は3年間、文化庁からの補助金を受けるなどして、構成文化財を活用した地域活性化事業に取り組む。

 新たな日本遺産は神奈川、静岡両県にまたがる箱根の旧東海道を中心とした「旅人たちの足跡残る悠久の石畳道」や、鬼退治の伝承に関係する史跡などで構成する「『桃太郎伝説』の生まれたまち おかやま」など。

【山梨日日新聞 5月25日掲載】

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