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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山岳関連ニュース】

富士登山 1日4000人上限

吉田口で県方針 入山規制せず混雑分散

 世界文化遺産の富士山で、山梨県などは本年度中に策定する「望ましい登山者数の水準」について、吉田口登山道は1日当たり4千人とする方針を固めた。「著しい混雑が発生する登山者数」として定義。入山規制はせずに、4千人を超える日を減らす取り組みを進める。2017年の開山期間中、4千人を超える日は5日あった。15日に開かれる富士山世界文化遺産学術委員会に諮り、12月までに国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出する保全状況報告書に盛り込む。

 登山者数をめぐっては、富士山が世界文化遺産にふさわしいかを審査した国際記念物遺跡会議(イコモス)が勧告で、登山者増加を「資産に対する脅威」と警告。「物理的な損傷、富士山の神聖な雰囲気に対する影響の観点から、収容力について検討を要する」とし、山体を保全するための対策を求めている。

 望ましい登山者数の水準に関する同委員会などの議論では、当初は「登山者数の上限を設けるべきだ」との意見もあったが、15~17年に実施した登山者の動向調査から、山梨県などは「登山者同士が接触するような著しい混雑は、本8合目より上方で、かつ週末やお盆休みの御来光前後の時間帯に集中している」と分析。著しい混雑が登山の安全性や快適性を損ねているとして、混雑緩和の取り組みが必要と判断した。

 吉田口登山道の場合、1日の登山者数が4千人を超えたのは、15、16年は4日、17年は5日。県などは4千人を超す日数を減らすため、今年の夏山シーズンから、「混雑予想カレンダー」や登山道が混み合っている様子が分かる写真などを活用し、登山者の分散化に取り組む。

 山梨、静岡両県や有識者らで構成する学術委員会は昨年10月、吉田口登山道について、著しい混雑が発生する登山者数を「3500~4500人」の範囲とすることを了承。山梨県などが人数の絞り込みを進めていた。

 議論の資料としている環境省の8合目の登山者数調査によると、吉田口の登山者が3500人を超えた日数は、15年は6日、16、17年は10日。4500人を超えた日は15~17年いずれも1日のみだった。

【山梨日日新聞 2月14日掲載】

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