芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2018年1月

【山岳館便り】

南アルプスの年末年始

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 年末早朝には夜叉神登山口にて「登山者指導」が行われました。2018年が年明けをして今まさに厳冬期まっただ中ですが南アルプスの山々で新年を迎えた登山者が大勢いました。例年より積雪が少なったからでしょうか。

北沢峠 長衛小屋編

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 年始、長衛小屋周辺の積雪は50センチ程度でした。大きな崩れもなく穏やかな年明けでした。その後、先週の連休に雪が降ったので多少増えていると思います。

 小屋営業は終了していますが、テント場は無料開放しています=写真左。トイレも使用可能です。水はテン場横の北沢の水があります。(煮沸して使用)

 *その他の情報は長衛小屋facebookをご覧ください。





 

鳳凰三山 薬師岳小屋編

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 12月27日年末年始営業準備のため薬師岳小屋へ。到着時、小屋内部は-12℃でした。カップラーメンの汁がこぼれると凍っている状態です。小屋周辺の雪かきをして発電室も掘り起して準備完了。宿泊の登山者から「薬師岳~観音岳の間でライチョウを2羽見た」との情報もありました。きっと羽根を真っ白くしたライチョウでしょう!!=写真左、ライチョウの足跡

 昨年8月に新しくなった薬師岳小屋、初めての年越しです。年明け日の出を拝むことができました。
冬期小屋として利用可能です。今年もより良い山小屋にしていきますのでその他詳しい情報は薬師岳小屋、南御室小屋HP、twitterをご覧ください。ご意見、アイディアもお待ちしています。

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薬師岳小屋より
 

[南アルプス芦安山岳館]
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【山岳関連ニュース】

地域の歴史を冊子で継承 南ア・郷土研

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 南アルプス市内の歴史愛好家でつくる市郷土研究部(小野捷夫部長)などは、約10年前から地域の歴史を記録した冊子の発行を続けている。「地元の小さな歴史を忘れてはいけない」(小野部長)と年に1、2回発行。15日には市内の商店街を特集した12冊目を出す。
 
 研究部は、市内で史跡の見学会や歴史について学ぶ研修会を開いていて、現在のメンバーは約150人。冊子の発行は「地域の人があまりにも地域のことを知らない。生まれ育った地域に目を向け、誇りを持ってもらいたい」(小野部長)と、2008年に始めた。

 初めての冊子は果物の栽培で栄えた地区「西野」を特集。南アルプスの里山や甲斐犬がテーマの「芦安」(10年)、扇状地の暮らしにスポットを当てた「桃園」(17年)などを作った。市教委を通じて市内の小学校などに配布している。

 15日に発行する12冊目では在家塚、飯野の両地区にまたがる商店街「倉庫町」を特集。「煙草専売所倉庫」によってできた商店街の特徴を写真や地図を交えて解説している。当時の資料は、メンバーが住民宅を巡って集めたという。

 小野部長は「地域の歴史を知る世代が亡くなり、次の世代に語り継ぐのが難しくなっている。冊子を通じ、子どもらに地域に愛着を持ってもらいたい」と話す。

 12冊目はA4判の54ページで計600部を作成。部員らに配るほか、20、21の両日に桃源文化会館で開かれる白根地区文化祭で、400円で販売する。
 
(写真)地域の歴史を紹介する冊子を作っている住民グループの小野捷夫部長=南アルプス市西野

【山梨日日新聞 1月14日掲載】

【山梨県内のニュース】

地域創生型農業を展望 2月1日フォーラム開催

 サンニチ印刷(甲府市宮原町)は2月1日午後1時半から、甲府・山梨県立図書館で、地域について考える「ネクスト・ウェーブ・フォーラム」を開く。第36回となる今回は「地域を創生する地域農業」がテーマで、有識者らが講演する。

 東京農業大教授の木村俊昭さんが基調講演。木村さんは「地域農業はクリエイティブだ!」と題し、農商工の連携や6次産業化について、各地の先進的な事例などを交えて現状や展望を語る。

 このほか、フランス料理シェフの淺野正己さんらが講師を務め、地域農産物の魅力や6次産業化推進の支援制度などについて説明する講義も予定している。

 定員は200人で、参加無料。希望者は1月26日までに申し込む。問い合わせはサンニチ印刷営業部、電話055(241)1111。

【山梨日日新聞 1月11日掲載】

【山岳関連ニュース】

岩殿城跡、看板撤去へ

大月市 台風で破損、落下

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 大月市は、岩殿山(標高634メートル)の山腹にある「岩殿城跡」の看板を撤去する。昨年8月の台風5号の影響で、看板の一部が破損して落下していた。

 「岩」「殿」「城」「跡」を1文字ずつ看板4枚に分けて書き、「岩殿城跡」と読ませていたもので、看板はいずれも縦横約3メートル。土砂崩落があった強瀬ルート沿いに設置されていたが、「城」の1枚が土砂崩落に巻き込まれて落下した。

 市は、「PRのために設置していたが、岩殿山の知名度が高まるにつれ効果が薄くなっていた。景観の面から見てもない方が良い」(担当者)として、撤去を決定。台風で破損した登山道の復旧作業に合わせて撤去する。

 岩殿山は台風の影響で登山道の一部が崩落するなどし、昨年8月7日から市が全面的に入山規制し、12月7日に規制を一部解除した。強瀬ルートは市職員やボランティアが損壊した登山道の迂回路を整備したが、看板がある損壊した登山道の整備は完了しておらず、着工時期は未定。

 【写真】撤去が決まった看板=大月市賑岡町強瀬

【山梨日日新聞 1月10日掲載】

【山岳関連ニュース】

県東部の登山道 地図に

都内男性 2年がかり 130コース 独自に調査

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 東京都武蔵野市の自営業守屋二郎さん(50)は、山梨県東部地域の登山道情報を盛り込んだ地図「山梨東部の山 登山詳細図」を作った。2年かけて地域を50回以上訪れ、山を歩いてコースや距離を調査。上野原、大月、都留の3市と道志村にある130コースを紹介している。守屋さんは「景観に優れ、豊かな自然が残った多くの登山道は地域の宝。多くの人に魅力を知ってほしい」と話している。

 地図は縦約100センチ、横68センチの1枚の両面印刷で、持ち運びができる大きさに折り畳むことができる。国土地理院発行の2万5千分の1地形図を基に、登山道のルートや距離など独自に調べた情報を書き込んでいる。

 登山道が整備されている一般向けのコースを赤色、熟練の登山者が使う旧道や作業道など上級者向けは紫色に色分け。130コース一つ一つの特徴を説明し「一般向き」「経験者向き」などと解説を付けた。コースには目印となる標識やベンチの位置、急勾配になっている場所や荒廃している危険箇所の情報なども記載。眺望の良い場所には「好展望」と書き込んだ。

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 各情報は、守屋さんと19人の協力者が実際に山を歩いて収集。衛星測位システム(GPS)を用いてルートを調べ、距離は車輪型の計測器を使って測量した。

 守屋さんは岡山県生まれで、父親の影響で幼い頃から登山に親しんでいた。地図作りは2011年に脱サラして始めた。今回の地図が8作目。守屋さんは「富士山が間近に見えるなど眺望に優れた場所が多く、登山道にも多くの自然が残っていて魅力的。登山愛好者だけでなく、地元住民にも価値を知ってほしい」と話している。

 地図は岡山県の出版社吉備人出版が発行し、東京都近郊の書店や登山用品店で扱っている。インターネットの通信販売のほか、上野原市の一部書店でも販売している。定価は900円(税抜き)。問い合わせは守屋さん、電話0422(38)7902。

 【写真上】山梨県東部地域の登山道130コースの情報を紹介する地図「山梨東部の山 登山詳細図」を作った守屋二郎さん=上野原市役所

 【写真下】ルートや距離、ベンチや眺望スポットの位置情報などを書き込んだ地図「山梨東部の山 登山詳細図」

【山梨日日新聞 1月6日掲載】

【山梨県内のニュース】

やまなし犬と生きる風景 日本古来の種、保存へ奮闘

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 犬は古来から人間とともに生きてきた。狩猟犬として野山を駆け回り、人間と共同生活を送る「地犬」が日本各地にいた。血統にかかわらず、犬にかわいさや癒やしを求める現代のペットブームの一方で、こうした「犬本来の姿」を追い求める人たちがいる。

 南アルプス市落合の建築業深沢守さん(39)はその一人。「日本古来の純血種を残したい」-。日本犬保存会山梨県支部の若手のホープとして、日本犬の種の保存に取り組んでいる。

 「悍威(がんい)に富み、良性にして素朴の感あり…」。気迫と威厳があり忠実で従順、日本の風景に合う素朴さも兼ね備える-。日本犬保存会が定める基準には、日本犬のあるべき姿が示されている。耳の形、目の形、体の大きさ、足の角度、歯の数…。細かい基準はすべて、日本犬本来の機能、味わい、容姿を保つためだ。

◎課題は会員減
 天然記念物に指定されている日本犬は柴犬、四国犬、紀州犬、甲斐犬、北海道犬、秋田犬の6種。明治から昭和初期にかけて洋犬が輸入されると日本犬の雑種化が進み、絶滅の危機にあった1928年、日本犬保存会が発足した。天然記念物指定や血統の組み合わせを考えた系統的な作出など保存活動が盛んに行われてきたが、近年は高齢化に伴い会員減少が課題となっている。

 山梨県支部もこの10年で約3分の1に減少。60歳以上が8割を占める中、深沢さんら若手への期待は大きい。深沢さんが目指しているのが、全国や各都道府県の支部単位で開かれる展覧会の審査員。現在、県支部では不在のポストで、審査員候補生となる研修員や、展覧会の審査補助員を務めながら勉強に励んでいる。

 11年前、「運動のパートナーに」と飼い始めた柴犬が近所の保存会会員に見初められ、展覧会に参加したのが入会のきっかけだった。多いときで9匹の柴犬を飼い、「いい犬」と交配させることで理想の犬を追求してきた。現在7匹を飼育。このうち楓(9歳・雌)は全国展の成犬雌の部5位、神奈川展で同部1位に輝いた。「犬と信頼関係を結び、展覧会で得られる犬との一体感は大きな喜び」と語る。

 一方、保存活動には会員減少の理由に通じる難しさもある。県支部長の石居一男さん(68)=笛吹市石和町下平井=は「ペットとして犬を飼う人は多いが、種の保存には系統的な作出が必要。保存会基準に合う犬を求めて入れ替えていく必要がある」と話す。「家族の一員」であるペットとは異なり、展覧会での入賞が難しい規格外の犬は手放し、新たな飼い主に託すシビアさも伴う。

 深沢さんは「できれば最後まで飼いたいが経済的、スペース的に難しい。葛藤はあるが割り切るしかない。かわいがってくれる飼い主の元で幸せに暮らしてほしい」と願っている。

◎わびさび持つ
 ペットフード協会(東京)の全国犬猫飼育実態調査で、犬の推定飼育数は3年連続減少。昨年、猫に逆転された。「犬は手間がかかる」というイメージが理由の一つだが、犬種保存のための飼育となるとなおさらだ。日本犬の本質を生かすための運動や餌など健康面への配慮、精神力の鍛錬のほか、新たな犬の購入・交配の費用、家族の理解も欠かせない。

 深沢さんは「血はいったん混ざると戻せない。一部の金目的のようなブリーダーではなく、きちんとした系統作出の下、健康で基準に沿った日本犬をつくり出していくのが使命」と誓う。日本の気候風土に適応し、日本人に通じるわびさびを持つ日本犬。甲斐犬だけでなく、現在の柴犬のルーツがあるという山梨で、「日本犬の魅力を広く知ってもらい、若い世代の会員増に力を入れていきたい」と意欲を燃やす。

【山梨日日新聞 1月6日掲載】

【山梨県内のニュース】

桃源郷マラソン受け付け開始 元五輪代表・土佐さんゲスト

 南アルプス市などは5日、第16回南アルプス桃源郷マラソン大会(4月8日開催)の事務所を開設し、参加者の受け付けを始めた。ゲストランナーとして、2004年アテネ五輪陸上女子マラソン5位の土佐礼子さんが参加する。

 ハーフマラソン(約21キロ)、10キロ、5キロ、3・5キロの4コースに、性別、年代別個人やファミリー、カップルなどの各部門を用意し、未就学児と保護者対象のキッズレース(30メートル)を合わせて計24部門で行う。定員は計8千人(キッズレースを除く)。スタートは櫛形総合体育館東側で、ゴールは日世南アルプススタジアム。

 1月5日は同市桃園の櫛形健康センターで事務所開所式を行い、大会実行委会長の金丸一元市長が「多くのランナーがスムーズにエントリーできるよう、正確な事務作業をお願いする」などとあいさつし、看板を設置した。

 申し込みの締め切りは2月16日。参加料はハーフマラソンが3500円。10キロ、5キロ、3・5キロは高校生以上3千円、中学生2千円、小学生1500円、ファミリー4千円、カップル4500円。キッズレースは無料。

 申し込みはインターネットや電話で受け付ける。エントリーホームページのアドレスはhttp://spoen.net、電話は0570(550)846。大会に関する問い合わせは大会実行委、電話055(236)8555。

【山梨日日新聞 1月6日掲載】

【山岳関連ニュース】

「634サミット」で3位入賞

身延の団体、醍醐山PR活動を評価

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 身延町の町民有志らでつくる「醍醐山を愛する会」(依田武司代表)は、「東京スカイツリー」の高さにちなんだ「634サミット」の発表のコンテストで入賞した。同町の醍醐山をPRする会の活動が評価された。会の担当者は「過疎地での取り組みが認められてうれしい」と話している。

 サミットは、スカイツリーがある墨田区内の有志でつくるNPO法人「六三四塾」が主催し、昨年11月10日に開催した。「634」という数字に関係する取り組みなどを発表するイベントで今回で5回目。全国各地から18の個人や団体が参加した。

 愛する会は、醍醐山を通じて地域を盛り上げようと2012年に発足。サミットには「町の魅力を知ってもらいたい」(同会担当者)と、3人のメンバーが参加した。発足時の醍醐山の標高が634.8メートル(現在は635メートル)だったことなどをアピールし、登山道の整備や山の魅力を伝える一斉登山など活動内容を紹介した。

 審査の結果、全体の3位に当たる審査員特別賞を受賞した。会事務局の磯野澄也さんは「634に関連する多くの団体があり驚いた。サミットでのつながりを大切に、地域を盛り上げる活動を続けたい」と話している。

 【写真】活動の状況を説明する「醍醐山を愛する会」のメンバー(奥)=東京都墨田区

【山梨日日新聞 1月5日掲載】

【山岳関連ニュース】

霊峰 ダイヤの輝き

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 「戌年」の2018年が幕を開け、好天に恵まれた県内は神社仏閣や初日の出スポットに多くの人が訪れた。  富士川町高下地区では1日、富士山頂から太陽が昇る「ダイヤモンド富士」の初日の出が見られた。午前7時25分ごろ、頂にオレンジ色の光が現れると待ち構えた人々が一斉にシャッターを切ったり、手を合わせたりした=写真

【山梨日日新聞 1月3日掲載】

【山岳館便り】

新年明けましておめでとうございます

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 すばらしい新年を南アルプスの山々で迎えている登山者も多いことでしょう。
 
 昨年も多くの皆さまに芦安山岳館ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。2018年新しい年を迎え、これからも山岳館メールなどで南アルプス山の情報、季節や地域の情報などを発信していきますので今年もご覧ください。

 そして、南アルプスを登山する、訪れる参考にしていただけたらと思います。
 
 皆様にとって新しい年が、良い年になりますよう願っております。
  
 
 ただ今、南アルプス芦安山岳館では企画展「野鳥たちが暮らす風景写真展」開催中です。ぜひお越しください。お待ちしています。

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