芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2018年1月

【山岳関連ニュース】

「山の日」甲府で来夏、全国大会

 第4回「山の日」記念全国大会が来年8月11日の山の日に、甲府市内で開かれることが決まった。甲府開府500年に合わせて、県と甲府市が誘致した。記念の式典や行事を行い、山梨県の山の魅力や山の日をPRする。
 
 山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを目的に、2016年から国民の祝日に加わった。県森林環境総務課によると、全国大会は山の日の趣旨を周知しようと、毎年8月11日に開催している。これまでに長野県松本市、栃木県那須町で開かれ、今年は鳥取県を予定している。

 一般財団法人全国山の日協議会が19年の開催地を決める際に、「山の日と一緒に甲府の開府500年を盛り上げていきたい」として、県と甲府市が開催地に立候補した。

 今後、大会実行委を組織し、開催場所や式典の内容、行事を決める予定。国内の標高トップ3の山や豊富な森林資源が山梨にあることなど、「山梨ならではのアピールを検討したい」(同課)という。

 昨年栃木県で開かれた全国大会では、歌手・加藤登紀子さんによるコンサートや登山家野口健さんらによるシンポジウムがあった。

 同課の担当者は「式典だけでなく、山の日に関するさまざまなイベントや企画を考えて、県全体となって山の日をアピールしていきたい」と話している。

【山梨日日新聞 1月31日掲載】

【山岳関連ニュース】

富士山オブジェ「すてき」 クール・ジャパン受賞

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 富士河口湖町船津の県立富士山世界遺産センターに展示されている富士山のオブジェ「冨嶽三六〇」が、世界から共感される展示物として、「COOL JAPAN AWARD(クール・ジャパン・アワード)2017」を受賞した。同アワードは日本国内の魅力を発掘しようと、外国人が審査員を務めていて、県内からの受賞は初めて。

 同アワードは、日本の魅力的な物や活動などを海外に発信している一般社団法人「クールジャパン協議会」が2015年から2年に一度開催。世界各国の外国人審査員が「COOL(すてき)」と考える作品やイベント、地域活性化の取り組みなどを選んでいる。

 昨年は全国からの応募や、同法人が候補に選んだ計104件から26件が同アワードを受賞。県内唯一の受賞となった冨嶽三六〇は同センターにある目玉の展示物で台座は直径15メートル、高さは3メートル。特製の和紙で造られていて、照明や音で富士山の四季などを体感できるという。冨嶽三六〇は「美しく、伝統と革新の融合はとても興味深い」として選ばれた。受賞した作品は海外で開かれる日本に関する展示会などで紹介される。

 同センターの志村勇副所長は「センターのメインシンボルを高く評価してもらえてうれしい。受賞をきっかけに外国からさらに多くの人に来てもらいたい」と話している。

(写真)「クール・ジャパン・アワード2017」を受賞した模型=富士河口湖町船津

【山梨日日新聞 1月29日掲載】

【山岳関連ニュース】

厳冬の装い、15メートルの白い壁 富士河口湖・母の白滝

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 連日の冷え込みで、富士河口湖町河口の「母の白滝」が凍り、白い“氷の壁”となっている。

 町観光課によると、母の白滝は、同所の河口浅間神社北東の三ツ峠の登山道に位置し、落差は約15メートル。平安時代から、富士講信者がみそぎを行ったとされる。

 岩場を覆うように氷が広がっていて、裏側からは水が流れる音が聞こえてくる。22日に降った雪も多く残る。

 滝は同神社から徒歩で約30分。同課の担当者は「滝までの道が凍結しているため、自動車で訪れるのは危険。歩いて行く場合も十分に注意してほしい」と呼び掛けている。
 
(写真)連日の冷え込みで凍った母の白滝=富士河口湖町河口

【山梨日日新聞 1月27日掲載】

【山梨県内のニュース】

旧あずさ色、189系「M50」ラストラン ファン別れ惜しむ

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 JR中央線の特急「あずさ」「かいじ」などとして活躍した189系「M50編成」が25日にラストランを迎え、唯一の停車駅となった甲府駅や沿線で、鉄道ファンが慣れ親しんだ車両との別れを惜しんだ。

 この日は約300人の団体客を乗せて豊田(東京)-長野駅間を運行。豊田駅では駅員が「さようなら189系 長らくのご愛顧ありがとうございました」と書かれた横断幕を掲げ、約150人の鉄道ファンが見送った。

 甲府駅ホームでは、白地に水色のラインが特徴の「旧あずさ色」の車両が入ると、集まったファンが一斉にシャッターを切った。沿線でもカメラやスマートフォンを構える人が各地で見られた。

 山梨市三ケ所の男性(43)は豊田駅で出発を見届け、甲府駅に先着する特急電車で移動して待ち構えた。「旅行などで乗った思い出深い車両。どうしても写真に残したかった」と感慨深げに話した。

 189系は1975年に特急あずさとして運行が始まり、現在は東京都内から富士五湖地域を結ぶ「ホリデー快速富士山号」など臨時列車として運行。JR東日本豊田車両センター所属の189系は3車両。老朽化で引退するM50編成はそのうちの1車両。
 
(写真)鉄道ファンが見守る中、走り抜ける189系「M50編成」車両=韮崎市中島2丁目

【山梨日日新聞 1月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

山梨百名山 6歳児が制覇へ

伴野嶺ちゃん、母親と95山登頂 「頂上に着くとうれしい」

 甲府市千塚3丁目の保育園児、伴野嶺ちゃん(6)は、母親の直美さん(43)と共に「山梨百名山」制覇を目指している。2016年5月から挑戦し始め、現在95山。2月までに全ての山の頂に立つ予定だ。嶺ちゃんは「てっぺんまで行くぞ、という気持ちで登りたい」と話している。

 嶺ちゃんは4歳の時、山登りが趣味の直美さんと一緒に、山梨市の小楢山に登ったことをきっかけに登山を始めた。昨年5月までに北杜市の瑞牆山、日向山に登頂。その際に山梨百名山の存在を知り、「もともと自然の中で遊ぶのが好きな子だった」(直美さん)こともあって、踏破を目指すようになった。

 週末を中心に、親子で精力的に山に出掛けていて、1カ月で19山を登り切ったこともある。登山中は、川を渡る際や子どもでは降りられない段差などを除き、抱っこやおんぶは一切なし。雨具や着替えの入ったリュックを背負って2~3時間歩き続けることもあるが、嶺ちゃんが疲れて座り込むことはないという。

 昨年8~10月には、山岳ガイドによる指導の下、山梨百名山の中でも難関といわれる鶏冠山(山梨市)、鋸岳(北杜市)、笹山、笊ケ岳(早川町)に挑戦。険しい岩場も登り切り、通称「四天王」を制覇した。嶺ちゃんは「頂上に着くと『やったー』とうれしくなる。山の上でご飯を食べたり、写真を撮ったりするのも好き」とほほ笑む。

 20日には、権現山(大月、上野原市)に登り、95座目の登頂となった。間もなく見えてきた目標達成に、嶺ちゃんは「次は日本百名山にも登ってみたい」と語る。直美さんも「安全に細心の注意を払いつつ、娘の頑張りに付き添いたい」と話している。

【山梨日日新聞 1月25日掲載】

【山岳関連ニュース】

南ア住民がアマゴ復活めざす イワナでふ化試験

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 地元の御勅使川にアマゴを復活させることを目指している南アルプス市芦安地区の住民有志は24日、地区内でイワナの卵のふ化試験を始めた。沢の水を利用して川魚のふ化が可能かどうか確認し、今後、アマゴのふ化につなげる。

 同市芦安芦倉の温泉旅館「白雲荘」で行った作業には住民や市職員ら計6人が参加した。アマゴの卵はこの時季は入手できないため、代わりに市外の養殖業者からイワナの卵を購入。直径約5ミリの卵413個を、沢の水を引き入れている木箱に手でゆっくりと入れた。

 卵は置いておくと、約2週間でふ化が始まるといい、稚魚は地元の山梨中央漁協と連携して放流を検討するという。

 白雲荘店主の伊東隆雅さん(65)は「卵を一つ一つ数えて命を感じた。毎日愛情を持って観察していきたい」と話していた。

 住民有志は、過疎の地区を活性化しようとアマゴのふ化や放流に向けて取り組んでいる。今回の結果を踏まえて、年末にアマゴのふ化・放流をしたい考え。
 
(写真)沢の水が入る木箱に卵を入れる住民=南アルプス市芦安芦倉

【山梨日日新聞 1月25日掲載】

【山岳館便り】

芦安郵便局員が調理 利用者に鍋振る舞う

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 南アルプス市芦安芦倉の芦安郵便局(小沢哲也局長)は23日、同局で利用者らに鍋料理を振る舞う「芦安鍋まつり」を始めた。

 過疎化が進む芦安地区で、利用者に感謝の気持ちを伝え、住民との交流の場を設けて地域活性化に貢献しようと企画した。23日は小沢局長らが、塩ちゃんこ鍋を調理し、利用者らに配った=写真

 郵便局を訪れた同所のパート女性は「雪が降っていて寒かったが鍋で温まった。おいしかった」と話していた。

 25日まで。24日は小籠包入りの鍋、25日はきりたんぽ鍋を提供するという。午前10時半~午後2時半。

【山梨日日新聞 1月24日掲載】

【季節の便り】

南ア市にイチゴ農園 章姫や紅ほっぺなど10種類

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 南アルプス市西南湖に、イチゴ狩りができる観光農園がオープンした。イチゴの観光農園は「市内唯一」といい、約3300平方メートルのハウス内で10種類を味わえる。写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿すると高い評価が付く「インスタ映え(写真映え)」するスポットにしようと、イチゴのかぶり物やパネルを用意している。

 施設は、観光農園の運営などを手掛ける斎庵(富士川町、斉藤勇介社長)が開設。「フルーツ王国山梨を通年で楽しんでもらいたい」(同社担当者)と、冬の時季に楽しめるイチゴ狩りに着目し、昨年から準備をしてきた。

 ハウス内は、日中25度ほどに保ち、苗を地面から約1メートルの高さで育てる高設栽培を採用。果肉の大きさやみずみずしさが特徴の「章姫」や、しっかりとした果肉で甘さと酸味のバランスが良い「紅ほっぺ」が味わえる。

 施設内にはインスタ映えする写真が撮影できる仕掛けを用意。緑のへたが付いたイチゴのかぶり物や、「いちご狩りを満喫中~」と書いたパネルがある。同社の担当者は「イチゴを味わい、写真撮影をして思い切り楽しんでほしい」と話している。

 イチゴ食べ放題は5月末まで。1月の料金(30分間)は大人(小学生以上)1944円など。2歳以下は無料。
 
(写真)写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿できるよう、イチゴのかぶり物やパネルを用意した施設内=南アルプス市西南湖

【山梨日日新聞 1月18日掲載】

【山岳関連ニュース】

中山の展望台、眺め復活

北杜 周囲伐採、登山道を改良

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 北杜市の白州、武川両地区にまたがる独立峰・中山の展望台周辺の伐採作業が完了した。展望台からは360度が見渡せ、南アルプスや八ケ岳、富士山などの眺望が楽しめるようになった。

 展望台周囲の木々が成長し、視界が遮られていたため、昨年2月から両地区の住民らでつくる「北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会」(日向勝会長)が伐採作業を進めてきた。展望台周辺の約5千平方メートルでアカマツの木を切るなどの整備をして、登山道の草刈りや枝切りもした。急斜面にはつかまりながら下山するためのロープも張った。

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 市観光課によると、整備したことで、登山道が歩きやすくなり、登山口から展望台まで約30分で行けるようになった。展望台では、天気が良い日は北に八ケ岳、南に富士山、西に甲斐駒ケ岳、東に金峰山などを望むことができるという。

 中山は釜無川右岸に位置し、標高887メートル。山頂付近に敵の侵入を防ぐための土塁などがあり、戦国期の武田氏を支えた武士団・武川衆が拠点にしたとされる。とりで跡は市指定文化財になっている。展望台は高さ約13メートルで、とりで跡から約300メートル北西にある。

 【写真上】周囲の木を伐採して360度が見渡せるようになった展望台からの眺望=北杜市内

 【写真下】成長した木々に囲まれていた展望台=北杜市内

【山梨日日新聞 1月17日掲載】

【山岳館便り】

南アルプスの年末年始

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 年末早朝には夜叉神登山口にて「登山者指導」が行われました。2018年が年明けをして今まさに厳冬期まっただ中ですが南アルプスの山々で新年を迎えた登山者が大勢いました。例年より積雪が少なったからでしょうか。

北沢峠 長衛小屋編

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 年始、長衛小屋周辺の積雪は50センチ程度でした。大きな崩れもなく穏やかな年明けでした。その後、先週の連休に雪が降ったので多少増えていると思います。

 小屋営業は終了していますが、テント場は無料開放しています=写真左。トイレも使用可能です。水はテン場横の北沢の水があります。(煮沸して使用)

 *その他の情報は長衛小屋facebookをご覧ください。





 

鳳凰三山 薬師岳小屋編

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 12月27日年末年始営業準備のため薬師岳小屋へ。到着時、小屋内部は-12℃でした。カップラーメンの汁がこぼれると凍っている状態です。小屋周辺の雪かきをして発電室も掘り起して準備完了。宿泊の登山者から「薬師岳~観音岳の間でライチョウを2羽見た」との情報もありました。きっと羽根を真っ白くしたライチョウでしょう!!=写真左、ライチョウの足跡

 昨年8月に新しくなった薬師岳小屋、初めての年越しです。年明け日の出を拝むことができました。
冬期小屋として利用可能です。今年もより良い山小屋にしていきますのでその他詳しい情報は薬師岳小屋、南御室小屋HP、twitterをご覧ください。ご意見、アイディアもお待ちしています。

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薬師岳小屋より
 

[南アルプス芦安山岳館]
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