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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山岳関連ニュース】

初日の出登山、厳戒

県警 富士山、南アで「検問」 山岳遭難最多、死者も多数

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 山梨県内で今年発生した山岳遭難は161件、遭難者は180人でいずれも過去最多となり、県警は初日の出を目当てに入山者が増える年末年始の山岳指導を強化している。5年連続で年末年始に死者が出ている富士山では、29日から装備品の点検など山岳指導の時間を延長。今年の山岳遭難による死者は30人と平成に入って最多となり、26日は上野原市で高齢の登山者3人が遺体で見つかっている。県警は「冬山は滑落の危険が増す。関係機関と連携した啓発などで遭難を防ぐ」と警戒する。

 29日午前7時すぎ、富士山の吉田口登山道の「馬返し」を訪れた埼玉県熊谷市の男性会社員(40)に、富士吉田署員が声を掛けた。男性は単独で、冬季の富士山は初めてという。アイゼンは持っていたが、登山届は出していなかった。署員は記入を促して「危ないと思ったら引き返す勇気が必要」と強調した。

 県警によると、27日現在、県内は山岳遭難が161件発生し、遭難者は180人。いずれも統計を取り始めた1965年以降で最多。死者は30人で平成に入って最多、過去2番目に多い。

 同署は、馬返しでの冬季山岳指導を11月18日から毎日実施。通常は午前6時~8時半だが、29日から1月3日の6日間は正午までに延長した。登山届の提出、滑り止めのアイゼンなど装備品を確認し、軽装の場合は出直しを求めることもあるという。

 年末年始に富士山で遭難、死亡した人は2012~13年は1人、13~14年は1人、14~15年は2人、15~16年は1人、16~17年は2人。同署は初日の出を拝もうと入山者が増えることが要因の一つとみる。この時季は雪が固まったアイスバーン状態で、強風も吹き付けるため「技術がある人も滑落する可能性が高くなる」(同署担当者)という。

 南アルプス山系がある南アルプス署管内では、過去5年の年末年始に遭難が4件発生し、3人が死亡している。南アルプス署は28日から31日の毎朝、南アルプス市芦安芦倉の夜叉神登山口で署員らが安全指導を行っている。

 甲府地方気象台によると、年末年始の県内の天候はおおむね晴れるが、31日は曇りの予報になっている。

 県警地域課の担当者は「天候を見ながら必要な準備を行い、無理のない登山を心掛けてほしい」と話している。

 【写真】装備品や登山届の提出状況を確認する富士吉田署員=富士山1合目下の馬返し

【山梨日日新聞 12月30日掲載】

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