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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山岳関連ニュース】

ツメレンゲ群生地保護 大月・花咲山

山岳ガイド藤本さん、新たな名所めざす

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 大月市大月町真木の山岳ガイド藤本政幸さん(75)は10年前から、地域住民が管理している同所の花咲山(標高761メートル)で、環境省が準絶滅危惧種に指定している植物「ツメレンゲ」の保護活動に取り組んでいる。地域の新たな名所にしようと、登山者に踏まれないよう群生地をロープで囲ったり、見回りをしたりしている。登山道の整備も始めた。藤本さんは「長年保護を続け、ようやく見応えのある場所になった。多くの人に訪れてほしい」と話している。

 ツメレンゲはベンケイソウ科の多年草。花咲山では、真木地区にある登山口から1時間半ほど歩いた山腹に群生地がある。ただ、群生地が登山道上にあったため、多くのツメレンゲが登山者に踏まれ、育たない状況が続いていたという。

 藤本さんは、有志と共に群生地の脇に迂回路を整備し、ロープを張って立ち入り自粛と保護を呼び掛けた。その後も監視活動などを続けた結果、ツメレンゲは順調に生育し、今秋には幅2メートル、長さ20メートルにわたって数万株が自生するまでに回復した。

 11日には、藤本さんと有志11人で群生地周辺の登山道約1.5キロを整備。下草を刈ったり、倒木を撤去したりした。また、樹木などにリボンを巻き付けて目印を作り、群生地に向かう道筋が分かるようにした。今後、看板の設置も進める予定だ。

 ツメレンゲは例年11月上旬~下旬に見頃を迎える。藤本さんは「地域活性化につながればうれしい」と話し、「群生地を壊さないよう、自然への配慮を忘れずに登山を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 【写真】有志と共に群生地周辺の登山道を整備する藤本政幸さん(右)=大月市大月町真木

【山梨日日新聞 11月30日掲載】

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