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 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山岳館便り】

校庭を住民憩いの場に 芦安小中

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 南アルプス・芦安小中の子どもたちと教職員、地域住民は3月から、芦安中校庭にあるホタル川の拡張や樹木の植栽による住民憩いの場づくりを始めた。川幅などを広げて同小が取り組むホタルの繁殖活動を後押しするほか、クヌギやナラなど緑あふれる空間を創造する。

 憩いの場は同中校庭約200平方メートルに整備。2007年にホタルのすめる空間を目指して造った「ホタル川」は、10メートルほど延長した。さらに周辺にはクヌギやハナミズキなどの樹木18本を植栽。今後はホタル川沿いにドウダンツツジやアヤメなどを植えていくという。
 両校などは今後も継続して川や木を管理。ホタルが舞う夏を中心に地域住民に訪れてもらう計画だ。地元観光業者も憩いの場をPRし、地域振興につなげる考え。植樹した木は数十年たてば校舎3階まで達する大きさになるという。
 芦安小6年の小林翔也君(12)は「これから何年もたって立派に木が成長し、川にもホタルが飛び交うのを楽しみにしている。その時はぜひ見に来たい」と期待している。

(写真左)憩いの場を目指して校庭に樹木を植える参加者

(写真右)ホタル川の拡張作業に取り組む子どもたち=いずれも南アルプス・芦安中

【山梨日日新聞社 3月28日掲載】

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