芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山梨県内のニュース】

遺跡の出土品を紹介 県立考古博物館

 県埋蔵文化財センターは4月12日まで、甲府・県立考古博物館で「山梨の遺跡展2010」を開いている。本年度調査した12カ所の遺跡の出土品約430点や出土状況を写真やパネルで紹介している。
 美通遺跡(都留)の出土品では、県内での出土が4例目となる猿型土製品や、人骨とともに出土した、副葬品とみられる江戸時代の短刀を公開。滝沢遺跡や西川遺跡(いずれも富士河口湖)で見つかった墨書土器や刻書土器なども並んでいる。
 中部横断自動車道の建設に伴って大規模な調査が行われた原間遺跡(南部)や方形柱穴列が見つかった板橋遺跡(北杜)などから出土した、遺物や調査の結果を報告している。
 原間遺跡では縄文後期の土器片のほか、平安期の竪穴住居跡が1カ所見つかっている。今回は、打製石斧や磨製石斧、石錘などを展示している。
 このほか、同センターが本年度から始めた山岳信仰遺跡の分布調査から、山梨県側から富士山頂に至る吉田口登山道の起点となる北口本宮冨士浅間神社などの調査結果を紹介している。
 同センターの小沢美和子さんは「どの遺跡も貴重な成果が得られている。最新の調査成果を見てほしい」と話している。
 入場無料。問い合わせは同センター、電話055(266)3016。

【山梨日日新聞社 3月17日掲載】

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