県は16日、県民が宿泊施設に泊まる際の料金を割り引く「やまなしグリーン・ゾーン旅割」について、年末年始の休止を挟み、来年1月10日に再開すると発表した。国が全国旅行支援を年明け1月10日再開と決めたことを受けた対応。今月23日に予約の受け付けを始める。
県は旅割の実施期間を12月27日宿泊分までとし、年明け以降については国の対応や新型コロナウイルスの感染状況を見極めて判断するとしていた。再開後は来年3月31日宿泊分までを対象とする。
再開後の旅行代金の割引率は、現行の40%から20%に縮小。交通費込みパック旅行に対する支援の上限は8千円から5千円に、宿泊代のみ、日帰り旅行の場合は5千円から3千円に引き下げる。買い物などに使えるクーポンは平日は現行の3千円分から2千円分に引き下げるが、休日は千円分に据え置く。
ワクチンの3回接種(県民が県内に宿泊する場合は2回接種)、またはPCR検査などによる陰性証明が必要となる。県内ではホテルや旅館など約千施設が対象となっている。
【山梨日日新聞 12月17日掲載】