甲府市武田氏館跡歴史館(信玄ミュージアム)は武田信玄の生誕500年を記念し、生誕日の11月3日から、さまざまなイベントを展開する。限定の御城印を発行するほか、3日には特別観覧ツアーや戦国パフォーマンスなどがある。
御城印はA6判の和紙に金箔をイメージした金色が施され、「武田信玄公生誕500年」「国指定史跡 武田氏館跡」と書かれている。龍がデザインされ、信玄だけが使うことができたという「龍朱印」と武田家の家紋「花菱」の朱印が押され、軍配を持つ信玄公像のイラストが描かれている。生誕500年を迎えた年にちなみ、2021枚の限定発行(なくなり次第終了)。特別展示室(有料)の入館者1人に1枚配布する。
3日は館内や館跡を見学する特別観覧ツアーや、戦国パフォーマンス集団「宴」の公演を開催。信玄の生年を記した唯一の史料を展示する特別展や、映画「信虎」の撮影小道具の展示をスタートするほか、陣幕や旗で信玄の本陣を再現した舞台で撮影できるフォトスポットも用意する。
(写真)武田信玄生誕500年を記念して発行する武田氏館跡の御城印
【山梨日日新聞 11月2日掲載】